テキサスホールデムの必勝法を解説!ルールやゲームの流れを学ぶ

テキサス・ホールデムとは?

ロイヤルストレートフラッシュとチップの画像

テキサス・ホールデム(Texas hold ‘em)は、オンラインカジノなどで楽しめるポーカーの一種です。
カジノ大国のアメリカでは、最もポピュラーなカジノゲームとして遊ばれています。
ポーカーというと、全員が5枚のカードを持って役を作るゲームを思い浮かべる人が多いです。
一方のテキサスホールデムの場合、使う手札は2枚で、全員が共有する5枚のカードと組み合わせて役を作ります

また、遊ぶ場所によって形式が大きく異なることもポイントです。
通常は56人が集まってプレイヤー同士で決着を付けますが、オンラインカジノではディーラーとの一騎打ちで勝負します。
まずはそれぞれのホールデムの特徴を紹介します。

複数のプレイヤーと同時にバトルする

テキサスホールデムの基本は、5~6人のプレイヤーがテーブルにつき、役の強さを競うというものです。
何度かのアクションを通じて役を作りますが、途中で「フォールド(降参)」することが出来ます。
自分の手札を実際よりも強く見せながら相手を欺き、フォールドに追い込むというのもテクニックの一つです。

カジノ側が用意するような公平なディーラーは不在で、参加者のうち誰かがディーラー役を務めます
カジノゲームと言えば、ディーラーを相手に競うことが普通です。
しかし、テキサスホールデムは、プレイヤー同士が競い、誰が1番強いのかを決めるのが特徴です。

テキサスホールデムは、ギャンブル以外の場所でも開催されており、「競技ポーカー」と呼びます。
競技ポーカーの知名度は、日本ではあまり高くありませんが、世界大会が開かれるほどメジャーなゲームです。
最大規模の大会の優勝賞金は日本円で約10億円と巨額で、夢のあるゲームと言えます。

オンラインカジノではディーラーとの一騎打ちが多い

一部のオンラインカジノでは、上記のルールを完全に再現したテキサスホールデムが配信されていますが、テーブル数は多くないです。
オンラインカジノで主流となっているのは、「ホールデム」と呼ばれるディーラーと一騎打ちで勝負するタイプのポーカーです。

ゲームの流れやルールは、テキサスホールデムと変わりませんが、参加人数が極端に違うため、有効な攻略法が変わります。
本記事では、プレイヤー同士が対戦する形式のテキサスホールデムの必勝法を中心に解説します。
また、ディーラーと一騎打ちするタイプのホールデムの必勝法もお伝えします。

テキサスホールデムで遊ぶために知っておくべきルール

壁にRulesと書かれている画像

テキサスホールデムの必勝法を知る前に、まずは最低限知っておくべきルールをおさらいしましょう。
日本で広く親しまれているポーカーとテキサスホールデムは全くの別物です。
役の種類や強さといった共通点はありますが、他に覚えておくべき細かな特徴をお伝えします。

2枚のホールカードと5枚のコミュニティーカードを合わせて使う

ホールカードとコミュニティーカードの画像

テキサスホールデムでは、最初に「ホールカード」と呼ばれる2枚のカードが全員に配られます。
ホールカードは、ゲーム終了まで伏せたままで、いかなる場合も他人の手札は見られません
また、ビデオポーカーなどとは違い、新しいカードに交換することも不可能です。

2枚のホールカードと、全員が共有して使う5枚の「コミュニティーカード」を組み合わせて、強い役を作るというのがゲームの基本です。
また、アクションによっては、賭け金を追加する必要があるため、状況に応じてフォールド(降参)するという選択を視野に入れながら戦います。

より強い役を作った人が勝つ

手札の作り方の画像

最大で4回のアクションを繰り返して、最終的に最も強い役を作った人の勝利です。
例えば、ホールカードがAのペアで、コミュニティーカードの内容が「A、3、5、7、Q」だった場合は、スリーカードの役を作れます。
また、ホールカードとコミュニティーカードの合計は7枚です。
役を作れるのは、ホールカードとコミュニティーカードの中から選んだ5枚だけです。
ホールカード1枚とコミュニティーカード4枚でも良いですし、ホールカード2枚とコミュニティーカード3枚でも良いです。

ただし、必ずしも強い役を作った人が勝つとは限らないのが、テキサスホールデムの魅力です。
ブラフ(相手を騙すこと)を入れながら戦うことにより、自分よりも強い役を作っている人が「勝ち目がなさそうだ」と勘違いして降参することがあります
高度な駆け引きも楽しみながらゲームを進行させましょう。

テキサスホールデムの役の種類

自分自身が有利なシチュエーションなのか、それとも不利なシチュエーションなのかを知るためには、役の種類と強さを正確に覚えておかなければなりません。
採用されている役の種類を強い順に紹介するので、どんなカードの組み合わせで役を作れるのか確認しておきましょう。

ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュ(Royal straight flush)

ロイヤルストレートフラッシュは、10JQKAが全て同じ絵柄で揃った役です。
成立する確率はとても低く、0.00015%しかありません。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュ(straight flush)

ストレートフラッシュは、連続した同じ絵柄の数字が揃った役です。
ロイヤルストレートフラッシュとは違って、数字は10以降でなくても構いません。
例えば、2、3、4、5、6という並びだとしても、絵柄が揃っていればストレートフラッシュです。

フォーカード

フォーカード(Four Card)

フォーカードは、同じ数字が4つ揃った状態です。
52枚のトランプのうち4枚しかないカードを独り占めしなければ成立しないため、珍しい役と言えます。
「5が4枚」「Kが4枚」など、数字はなんでも構いません。

フルハウス

フルハウス(Full House)

フルハウスは、この後ご紹介するスリーカード」と「ワンペア」が揃っている状態です。
例えば、「Aが3枚」「3が2枚」といった組み合わせが揃ったものがフルハウスで、比較的強い役です。

ストレート

ストレート( Straight)

ストレートは、続き番号で5枚のカードが揃った状態です。
例えば、6、7、8、9、10いった続き番号が揃っていればストレートが成立します。
絵柄の種類はバラバラで構いません。
ただし、Aを超えて1周してしまうと無効となるため注意しましょう。

フラッシュ

フラッシュ(Flush)

フラッシュは、同じ絵柄のカードが5枚揃った状態です。
ダイヤ、ハート、スペード、クラブのうち、どれか一つの絵柄でまとまれば問題ありません。
最初の手札に3枚以上同じ絵柄が含まれている場合は、交換によってフラッシュを成立させられる可能性が出てきます。

スリーカード

スリーカード(Three Card)

スリーカードは、同じ数字のカードが3枚揃い、残りの2枚はバラバラな状態の役です。
序盤でスリーカードが揃っている場合、交換でフォーカードやフルハウスを狙えるため、強い役に育てられる確率が高い役と言えます。

ツーペア

ツーペア(Two Pair)

ツーペアは、同じ数字のカードが2枚、2セット揃った状態の役です。
例えば、3が2枚、5が2枚、その他の数字が1枚で「3と5のツーペア」が成立しています。
ツーペアは、交換の結果によってはより強いフルハウスに育てられる可能性のある役です。

ワンペア

ワンペア(One Pair)

ワンペアは、同じ数字のカードが2枚、1セット揃った状態の役です。
数字の種類はなんでも構いません。
役としては最も弱く、高額な配当にも期待できないです。
序盤で成立している場合は、ツーペアやスリーカードなどの強い役を目指すことがセオリーです。

ハイカード(ブタ)

上記の役が全く出来ていない、いわゆる「ブタ」の状態がハイカードです。
ハイカードで勝てる確率はほぼありません。
しかし、ハイカード同士で決着をつけることになった場合は、より強い数字を持っている人が勝ちます。

紹介した役は、友達同士で遊ぶポーカーや、オンラインカジノで遊べるホールデム、ビデオポーカーなどの役とまったく変わりません。
役を覚えておけば、様々な種類のポーカーで知識を活かしながら遊ぶことが出来ます。

その他のルール

テキサスホールデムで遊ぶ際に、覚えておくと良い言葉について説明します。

ミニマムベット

1回のベットでの裁定賭け金額を「ミニマムベット」と言います。
基本的にはビッグブラインドと同じ金額です。

ミニマムレイズ

レイズする際の最低金額を「ミニマムレイズ」と言います。
基本的には、直前のベットの1.5倍2倍以上となります。

チョップ(引き分け)

手役の強さが同じ場合を「チョップ(引き分け)」と言います。
チョップの場合は、引き分けたプレイヤーとチップを等分します。
割り切れない場合は、端数をスモールブラインドの席に近い方に配分されます。

オールイン

あるプレイヤーが所有する全てのチップをベットすることを「オールイン」と言います。
コールする際に、所有しているチップが足りない場合に使用します。

サイドポット

ラウンドごとにベットされたチップを、ディーラーによって集められた場所を「ポット(メインポット)」と言います。
オールインをしたプレイヤーが勝った際に、ベット額が足りないのに他のプレイヤーと同等の金額をもらうと、不公平が起こります

不公平を防ぐために、オールインが発生した時点で、ポットとは別に「サイドポット」が作られます。
オールイン後にベットされたチップは、サイドポットに集められます
また、オールインしたプレイヤーが勝利した場合は、もらえるチップはメインポットのみとなります。

テキサスホールデムの流れ

ペンで流れを書いている画像

今後初めてゲームにチャレンジする人でも分かりやすいように、ゲームの流れを詳しく解説していきます。

ゲームの流れ
  1. テーブルに着く
  2. ディーラーボタンを置く
  3. ブラインド
  4. カードを2枚づつ配布
  5. プリフロップ
  6. フロップ
  7. ターン
  8. リバー
  9. ショーダウン

①まずはテーブルに着く

まずは、空席のあるテーブルを見つけて、空いている席に着きます。
空席がない場合はゲームに参加できないので、テーブルから離脱者が出るまで待つか、空きがあるほかのテーブルを探しましょう。

②ディーラーボタンを置く

ディーラーボタン

全ての席が埋まるか、全員がゲームを始めることに同意した場合、ディーラーボタンと呼ばれるゲームの起点を決めるボタンがテーブル上にセットされます。
参加者全員がカードを引き、最も強い数字を引いた人の前にディーラーボタンが置かれます

③ブラインド

SBとBBの画像

ディーラーボタンが置かれた人の左隣に座っている人と、さらに左隣に座っている人2名は、そのゲームでベットすることが義務付けられます
ベットを義務付けられた人を「ブラインド」と言います。
また、ディーラーのすぐ左隣に座っている人が「スモールブラインド(SB)」、その左隣の人が「ビッグブラインド(BB)」です。

SBはミニマムベット(最低賭け金)のうち半分を、BBはミニマムベットと同額をベットすることがルールで決まっています。
ブラインドがベットしなければならないことを「強制ベット」と呼びます。
強制ベットは、ゲームを成立させるために絶対に行わなければなりません。

④ディーラーがカードを2枚ずつ配る

カードが配られている画像

続いて、ディーラーボタンの前に座っている人がディーラー役を務めて、全てのプレイヤーにホールカードを2枚ずつ配ります
ホールカードを配る順番は、最初にスモールブラインド、次いでビッグブラインドという順番でカードを配ることが基本です。

ホールカードは最後まで伏せたままにしなければならないため、伏せた状態のままでカードを配りましょう。
また、ディーラー自身は1番最後にホールカードの2枚を受け取ります

⑤プリフロップ(1回目のアクション)

ベットをする順番

プリフロップは、一番最初のベットラウンドのことです。
プリフロップでは、参加している全員が自分の持つホールカードの内容を確認して、どのような戦略を採るのかを決めます。
アクションは、BBの左隣のプレイヤーから時計回りで行います。
プレイヤーの選択肢に加えられるアクションは以下の3つです。

  • コール(前の参加者と同等のチップをベット)
  • レイズ(前の参加者を上回るチップをベット)
  • フォールド(あきらめて降参する)

プリフロップが終了する条件は以下のようになります。

  • レイズを宣告する人がいなくなる
  • ディーラーがフォールドまたはコールのいずれかを宣告する

以上の条件でプリフロップが終わり、チップを一か所(ポット)に集め、次のフェーズに移ります。

➅フロップ(2回目のアクション)

コミュニティーカードが配られる画像

フロップでは、ディーラーがコミュニティーカードを3枚配ります。
これは全員が共有するカードなので、アップカード(図柄が見えるように表向き)の状態で配ります。
選択できるアクションには、上記の3つに加えて「チェック」が加わります。

チェックは、場にチップがない場合に限って、ベットせず次のプレイヤーにパスするアクションです。
弱気なアクションと捉えられるため、駆け引きでは不利に働くこともあるため注意しましょう。

フロップの終わる条件は以下のようになります。

  • 全員がチェックをする
  • 誰もレイズをしない

以上の条件で、フロップは終わります。

⑦ターン(3回目のアクション)

コミュニティーカードが追加で配られる画像

ターンでは、ディーラーがコミュニティーカードにさらに1枚をアップカードの状態で追加します。
コミュニティーカードが追加されてからは、フロップと同じ手順を繰り返します。

⑧リバー(4回目のアクション)

コミュニティーカードが追加でさらに配られる画像

リバーでは、ディーラーがさらに1枚のカードを追加します。
リバーが最後のアクションなので、今までに提示された7枚のカードの中から組み合わせて役を作りましょう。

⑨ショーダウン

全員のアクションが終了したら、一斉に手持ちのカードを全て開きます
全員が手札を公開することを「ショーダウン」と言います。
ショーダウンの時点で、賭けを続けているプレイヤーの手札を確認して、最も強い役を持っている人が勝ちとなります。
勝者は、積み重ねていたチップが全て手に入ります

テキサスホールデムの必勝法

アインシュタインが人差し指を立てている人形の画像

テキサスホールデムは、ランダム要素が強く、5枚のカードを全員が共有するという特徴があるため、明確な攻略法はありません
賭け金や配当、撤退のタイミングもゲームの流れによって変わるので、マーチンゲール法」などの必勝法を使うことも不可能です。

ただし、テキサスホールデムならではの「フォールド」というルールが、ゲーム展開を複雑にします。
したがって、フォールドを利用した駆け引き(ブラフ)で勝率を高めることは出来ます
テキサスホールデムの醍醐味とも言えるブラフを含めた、攻略法を5つにまとめて解説します。

駆け引き(ブラフ)で相手を騙す

テキサスホールデムの勝率を大きく変動させる要素となるのが駆け引き(ブラフ)です。
相手の心理状態を巧みに操って、自分自身の手札の印象を変えることにより、相手を心理的に追い込めます
ブラフによって相手に不利を感じさせられれば、フォールドさせてゲームから追い出せます。

テキサスホールデムには、

  • 賭け金を増やす強気な「レイズ」という賭け方
  • これ以上のお金を使わない「チェック」という弱気な賭け方
  • 前の順番の人と同じだけチップを賭ける「コール」という賭け方

という3つの賭け方が存在します。
弱い手札であえてレイズしたり、弱気に見せて実は強いカードを持っていたりなど、様々なブラフを組み合わせながらゲームを進めましょう。

冒頭でもご紹介したように、例え自分よりも強い手札を持っているプレイヤーがいたとしても、フォールドさせてしまえば、問答無用でフォールドした相手に勝利できます。
配られたカードの種類だけで決着が付く訳ではないので、ホールカードの内容が悪くても、必ずしも諦める必要はありません。

オールインで勝負を仕掛ける

ゲームに参加する、あるいは続行するためには、今までに使われた金額と同額のお金を賭ける「コール」が必要です。
しかし、ゲーム展開によってはコールに使うお金が足りなくなる場合があります。
コールするお金が足りない時に、イチかバチかで勝負する方法が「オールインです。

手持ちの資金を全額賭けるオールインを宣告すると、コールに必要な金額に満たなくてもゲームの継続が認められます。
ただし、勝ったとしても、受け取れる配当はオールインに費やしたベット額に限られ、負けると資金を全額失うことには注意しましょう。

オールインは、考えられる手段の中で1番攻撃的なアクションです。
例え役が弱かったとしても、他のプレイヤーに「相当な自信を持っているに違いない」と思い込ませられる可能性が高いです。
したがって、イチかバチかの選択肢として使いましょう。

勝負を見極めるのは「ターン」

オールインなどで強気な姿勢を見せることは有効です。
しかし、状況によっては、余計な賭け金を使わずにゲームから降りるフォールドを多用することもおすすめします。
フォールドするか継続するかを見極めるタイミングとして適切なのは「ターン」の瞬間です。

ターン・ラウンドでは、コミュニティーカードに4枚が並ぶため、その後にどんな役を作れるのかという見通しが付きやすくなります
ターン段階でバラバラのハイカードの状態が続いているようでは勝算が低いです。
また、同じハイカードでも、同じ絵柄が4枚溜まっていればフラッシュの目が出てきます。

プリフロップやフロップの状態で降りてしまうと、ターンやリバーに登場するコミュニティーカードの好カードを逃してしまう恐れがあります。
プリフロップやフロップの段階で勝ち負けを判断するのは時期尚早なので、ターンまではゲームを継続することを徹底しましょう。

ただし、駆け引きの一部として、あえて早く諦めてしまうという手段を取る人もいます。
「この人は状況が悪いと諦めやすい人だ」という印象を持たせるための布石として、あえて早期段階でフォールドを選ぶ場合があるのです。
早期段階でフォールドをすると、今まで弱気だった人が「オールイン」や「レイズ」などの積極策に出た場合、説得力が増して効果がアップします。

参加者の性格を見極める

ブラフでの駆け引きを行いながら楽しむのがテキサスホールデムであり、プレイヤーはゲームの中で個性クセを発揮します
長く同じテーブルで遊んでいるうちに、同席しているプレイヤーの考え方性格が見えてくるので、見えてきた特徴をヒントにゲーム運びをしてみましょう。

例えば、常に強気なアクションを続けるプレイヤーがいた場合、深い駆け引きをしていない可能性が高く、相手の行動に惑わされずに戦い続けた方が効果的です。
反対に、普段は弱気な人が攻撃の姿勢を見せた時は、少し構えてフォールドを選択することを意識した方が良いです。

前述したように、相手の心理を逆手にとって心理戦を仕掛けてくるプレイヤーもいます。
上級者ほど駆け引きが上手く、何を考えているか分からないようなアクションを起こします。
敵わないと思う相手がいる場合は、他のテーブルに移るのも一つの手です。

アクション以外にも、様々な場所にヒントが転がっています。
例えば、チップを雑に扱っている人は、あまり計算高くプレイしない可能性があります。
また、神経質なほど丁寧にチップを扱う人は、緻密な戦略を練っている可能性があります。
あらゆる場所からヒントを集めて、ゲームに活かすことが重要です。

順番が遅い人は慎重にプレイする

解説してきた通り、テキサスホールデムで勝つためには様々な情報を集めて整理し、攻略に活かす必要があります。
より多くの情報を集めるという意味では、アクションを選択する順番が遅い人ほど有利となります。

ディーラーボタンを持っている人や、SBBBは、アクションの順番が特に遅いです。
序盤からレイズをして場を荒らすのではなく、最初は慎重にプレイして、対戦相手の情報を収集する無難な立ち振る舞いをしましょう
すると、ゲームが進むにつれて有利な状況で戦いやすくなります

ディーラーと一騎打ちのテキサスホールデムを攻略する方法

2枚のキングを投げている画像

現在のオンラインカジノで主流となっているのは、ディーラーとの一騎打ちを繰り広げるタイプのホールデムです。
ディーラーとの一騎打ちに攻略法はあるのかどうか、ご説明します。
ゲームの特性がテキサスホールデムとは違うので、以下の2点を意識してゲームを進めることをおすすめします。

絶対にコールすべき手札のパターンを覚える

他のプレイヤーがいないポーカーは、1対1で対戦できるため、多くの情報を集めたり、他人が仕掛ける心理戦に巻き込まれたりすることがありません
自分の手札に集中して向き合うことが大事なので、まずは絶対にコールすべき手札の状況を把握しましょう。

ディーラー相手に必ずコールすべきなのは、

  • 手持ちのカードがペアになっている時
  • A(エース)・K(キング)という強いカードを持っている時
  • 「5」「6」のように前向きにも後ろ向きにもストレートを作れる続き番号を持っている時

となります。
上記の状況はプレイヤーにとって有利なので、フォールドせずにゲームに挑みましょう。

不利な時はフォールドして傷口を広げないようにする

最初に配られる2枚のカードを見て、あまりにも不利に感じる時はフォールドして傷口を広げないうちに手仕舞いにしましょう。
ディーラーの選択肢にフォールドは含まれないので、ブラフで自分自身の手札を実物以上に強く見せても無意味なのです。

テキサスホールデムなら、アクション次第では、手札がブタでもうまく相手を騙し、フォールドに追い込める可能性があります。
しかし、ディーラー相手のホールデムでは、ブラフでの駆け引きが無効化されてしまうため、不利に感じた時は諦めることが肝心です。

まとめ

英語が書かれているノートとペンの画像

テキサスホールデムは、ポーカーの一種で、ポーカーの世界大会にもテキサスホールデムのルールが使われています。
最大の特徴は、テーブルに公平な立場のディーラーがおらず、プレイヤー同士で決着をつけることです。
手持ちの2枚のカードと共有する5枚のカードを組み合わせて、より強い役を作った人の勝ちです。

カードがランダムで配られ、配当が状況に応じて変わるという都合上、特別な必勝法は存在しません。
しかし、以下の戦略を使うことで、勝率を上げることが出来ます。

  • 対戦相手の心理状態を操りながら、有利な状況に持ち込む「ブラフ」を使う
  • 参加者の性格や個性を見極めてアクションを選ぶ

テキサスホールデムは世界中でプレイされているゲームです。
したがって、上級者が数多く存在します。
本場のカジノでは、なかなか勝ちづらくなってしまうため、オンラインカジノで練習してみましょう。