ベーシックストラテジーとは?
ベーシックストラテジーとは、自分の手札から見た理想的なアクションをマニュアル化したものです。
数字と記号が書かれている表を見て、次にどの様なアクションを取ることが最善かを決める戦略です。
ベーシックストラテジーは、ブラックジャックで使用できる戦略となっています。
ベーシックストラテジーチャートの見方
ベーシックストラテジーチャートでは、プレイヤー側に配られたカードの合計数字とディーラー側に配られているカードの数字が表記されています。
また、表の中には、
- 「H」:ヒット
- 「D」:ダブルダウン
- 「S」:スタンド
- 「P」:スプリット
というアルファベットが表記されています。
右下の方には、ピンク色の「H」があります。
ピンクの部分は、基本的にはヒットなのですが、ルール上でサレンダーがある場合はサレンダーをしてください。
一見複雑そうに見えますが、使い方を知ることで、次に行うアクションを理解できるようになります。
また、ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートには3種類があり、
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリット
があります。
上記の表は、ハードハンドについてもものになっています。
ハードハンド
ハードハンドとは、「A(エース)」を「1」とカウントする方法です。
ソフトハンド
ソフトハンドとは、「A(エース)」を「11」とカウントする方法です。
スプリット
スプリットとは、配られた2枚のカードが同じ数字だった場合、ハンドを2つに分けて、別々に賭けられるオプションです。
スプリットを発動させるかどうかは、プレイヤーが自由に判断出来ます。
ベーシックストラテジーの使用例
ブラックジャックでは最初、プレイヤー(自分自身)側にカードが2枚配られます。
そして、ディーラー側には表向きのカード(アップカード)が1枚と伏せたカードが1枚あります。
仮に、自分のカードの合計数字が「14」で、ディーラーのカードが「8」と仮定しましょう。
「A」を「1」と換算する場合は、ハードハンドについての表を確認します。
ハードハンドの表より、縦軸「14」、横軸「8」に該当する部分を見ると、「H」となっています。
したがって、ヒットをすることが最善の選択となります。
表を見るだけで、簡単に自分がとるべきアクションが分かります。
手札に「A」がある場合は、ソフトハンドとハードハンドを決めることが出来ます。
したがって、「A」がある場合は、「A」の使い方によって見る表を変えてください。
ベーシックストラテジーチャートの種類
ベーシックストラテジーチャートは、プレイヤーが引くカードの数字によって、
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリット
の3種類に分類されます。
ハードハンド
「A」を1として数えるハードハンドでは、ベーシックストラテジーチャートは上記の表のようになります。
サレンダーがある場合はサレンダーを選択するピンクの「H」が存在するのが特徴的です。
ソフトハンド
「A」を11として数えるソフトハンドでは、ベーシックストラテジーチャートは上記の表のようになります。
ソフトハンドでは、プレイヤーの手札が「A」と何かの組み合わせの時に使用します。
ハードハンドは、手札に「A」が存在しない場合でも利用できますが、ソフトハンドは「A」が無くては利用できないです。
スプリット
スプリットでは、ベーシックストラテジーチャートは上記の表のようになります。
ハードハントとソフトハンドとの大きな違いは、水色の「P」で表されるスプリットです。
例えば、手札が「10・10」の場合は、ディーラーのカードがいかなる時もスタンドするようになっています。
合計数が「20」となると、勝率が高いことから、スプリットすることによって負ける可能性をなくすためです。
攻略法を組み合わせてみよう
ベーシックストラテジーはあくまで、「次の行動をどうするのか」という戦略を決めるだけの指標です。
ブラックジャックを効率的にプレイするうえで大切な方法ですが、ベーシックストラテジーだけでは勝率に限界があります。
重要なのが、
- 攻略法(資金管理法)との組み合わせ
- 慣れ
です。
資金管理法とは、一回のゲームで「いくら賭けるか」を決める方法になります。
資金管理法をベーシックストラテジーと組み合わせることで、より効果を発揮させることが出来ます。
ただ攻略法といっても、色々な種類や考え方があり、ゲームによって良し悪しが異なります。
したがって、行うゲームによって攻略法を変えていかなければなりません。
例えば、ベーシックストラテジーは長期戦になることが予想されますので、長期戦と相性が良い攻略法を使用すると効果を発揮しやすいです。
長期戦を仮定して作られた攻略法である「ウィナーズ法」を使用すると、損失が出たとしても、徐々に取り戻すことが出来ます。
ウィナーズ法は、1サイクルでの勝ち負けの数が同数で利益を出す方法です。
他にも、「モンテカルロ法」や「パーレー法」などの種類があります。
ゲームや自分自身のプレイスタイルに合った攻略法を積極的に使用していきましょう。
まとめ
ベーシックストラテジーチャートは、複雑な表を使用するうえに、種類が多いので慣れるのに少し時間がかかってしまいます。
しかし、見方さえ分かれば、後は実践して経験を積むことで、
- どの組み合わせが良いか
- その数字でどのようなアクションを行えば良いか
ということを、自然に体に染みつかせることが出来ます。
練習するために役立つのがオンラインカジノです。
自宅からPCやスマートフォンを使用することで、気軽にギャンブルを行うことが出来ます。
また、ライブカメラを使用するので、リアルタイムでディーラーとブラックジャックなどのゲームで勝負することも可能です。
ぜひためしてみてください。