10パーセント法とは?
10パーセント法(10%法)は、賭けにおいて、用意した資金の10%を常に賭けていく必勝法です。
1回ごとのゲームの勝敗を問わず、毎ゲームでの合計資金から10%を賭けていきます。
あらかじめ用意した資金の範囲でゲームを進めていくことが出来ます。
したがって、負けた場合の損失額が、設定した範囲内で済むので初心者にも安心です。
一方、最初に設定する資金額が高額であれば、勝ちを重ねることで高額なリターンを狙えます。
したがって、10パーセント法(10%法)はローリスク・ハイリターンな方法として人気です。
10パーセント法の使い方・賭け方
10パーセント法は、基本的にはどのゲームでも使用できます。
特に相性の良いゲームは、勝率50%で配当2倍のゲームです。
例えば、勝率50%で配当が2倍のゲームは、
などがあります。
上記3種類のゲームにて、10パーセント法を実践していく手順を紹介します。
使用手順
10%法は、毎ゲーム自分の予算の10%を賭けて勝負する必勝法です。
ゲームの勝敗に関わらず、毎回予算の10%をベットするだけとなっています。
また、予算の10%を計算した際に、小数点以下は切り上げます。
例えば、予算が「149ドル」だった場合は、予算の10%は「14.9ドル」となりますので、小数点以下を切り上げて「15ドル」としましょう。
10パーセント法を使用する全体的な流れとしては、
- 予算を設定する
- 予算の10%をベットする
- 勝敗によって変動した予算の10%をベットする
となっています。
非常にシンプルな手順となっているので、初心者でも簡単に使用することが出来ます。
具体例
10パーセント法によってゲームを進めていくためには、まず資金の額を設定しなくてはなりません。
例えば、予算を100ドルと設定します。
100ドルの予算の10%は10ドルなので、初回は10ドルを賭けます。
勝負に勝った場合は、予算が110ドルとなるため、次の賭け金は11ドルとなります。
負けた場合は、予算が90ドルとなるため、次の賭け金は9ドルとなります。
以後、同様に予算の10%の賭け金をベットするだけとなります。
引き際を見極めよう
10パーセント法は、負け続けて資金が最低賭金額を下回らない限り、終わらない手法です。
最低賭け金額(ミニマムベット)は、0.5ドル~1ドルに設定されていることが多いです。
勝ち続けることが出来れば、スピーディーに利益が積み上がっていきます。
負けた場合は、次の賭金額を抑えられるため、負けが続く時のリスクを低く抑えらます。
最終的な負け額は、最初に用意した資金に抑えることが可能です。
しかし、勝ち額に終わりはありません。
勝てるからと言ってずっと続けていては、いつかトータルで負けてしまいます。
しっかりと利益を出して終わるために、事前に目標を決めることが重要となってきます。
資金が「+30ドル」になれば終了するなどの目標を、事前にしっかり決めておきましょう。
また、負け額についても同様に、目標を決めることでリスクを減らすことが出来ます。
予算を全て使ってもよいのか、予算の半分までに負けを抑えるのかなど、事前にやめ時(引き際)を決めておきましょう。
やめ時(引き際)を決めておかなければ、「予算はなくなったが、もう少しだけ勝負しよう」という気持ちになり、さらなる負債を抱えてしまう恐れがあります。
したがって、流れの悪い時はきっぱりやめれるように、事前に目標を設定して、目標を守ることは非常に大切です。
10パーセント法のメリット
10パーセント法を使用するにあたって、どの様な点が良いのか、メリットについて紹介します。
- 連勝するほど利益になる
- 負けても損失額が増えることはない
連勝するほど利益になる
10パーセント法は、予算の10%を賭け金にする必勝法です。
したがって、連勝するほど賭け金は大きくなり、1勝での利益が大きくなってきます。
負けても損失額が増えることはない
勝負に負けることで、用意している予算が減ります。
予算が減ると賭け金も減るので、損失額が緩やかに減少します。
したがって、連敗しても一気に予算が減ることはありません。
10パーセント法のデメリット
10パーセント法を利用するためには、メリットばかりではなく、デメリットについてもしっかりと確認しておきましょう。
- 勝ち負けが同じくらいだと、利益が出にくい
- 計算をするのが面倒
勝ち負けが同じくらいだと、利益が出にくい
10パーセント法は、勝ち負けが同じくらいだと、利益が出にくいです。
例えば、勝ち負けを交互に3回ずつ繰り返した結果を以下の表にまとめました。
予算を100ドル、勝率50%の配当2倍のゲームを想定します。
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
予算 | 100ドル | 110ドル | 99ドル | 109ドル | 98ドル | 108ドル |
ベット額 | 10ドル | 11ドル | 10ドル | 11ドル | 10ドル | 11ドル |
勝敗 | 勝ち | 負け | 勝ち | 負け | 勝ち | 負け |
累計利益 | 10ドル | -1ドル | 9ドル | -2ドル | 8ドル | -3ドル |
上記の表より、勝ち負けを交互に繰り返すと、勝ち負け1回ごとに-1ドルの損失が出ます。
勝率50%のゲームで、勝ちこさなければ利益が出にくいのがデメリットとなります。
計算をするのが面倒
10パーセント法を使用するには、毎ゲーム計算をしなければなりません。
100ドルの10%を計算するのは簡単です。
しかし、桁が多くなり複雑になると、計算を間違う可能性が出てきます。
計算をきっちりすることが面倒と思う方には向かない手法です。
まとめ
10パーセント法はローリスク・ハイリターンの方法なので、カジノ初心者におすすめのベット法となります。
ゲームの種類に関係なく適用できる方法ですので、幅広く活用できます。
特におすすめのゲームは、
の3種類になります。
上記の3種類は、勝率50%の配当2倍のゲームとなっています。
配当が高倍率のゲームになると、勝率が下がるので、負ける確率が上がります。
したがって、勝率50%のゲームがバランスよく遊べます。
使用方法は至ってシンプルで、予算の10%を賭けるだけです。
使用する際には、やめ時(引き際)を設定しましょう。
やめ時(引き際)を設定しなければ、思わぬ損失が出る恐れがあります。
やめ時(引き際)を設定することで、
- 利益の出ているうちに勝ち逃げ出来る
- 余計な投資をして損失を増やさない
ということが出来ます。
事前にしっかりとやめ時を決めておきましょう。