グランマーチンゲール法(グレートマーチンゲール法)とは?
グランマーチンゲール法(グレートマーチンゲール法)とは、マーチンゲール法をさらにアグレッシブにした改良型の戦略で、負けた時の損失を取り返すことを目的としています。
もちろん、損失分を回収するだけでなく、収益まで狙うことも可能です。
マーチンゲール法のデメリットである、利益が少ないという特徴を補うことが出来ます。
グレートマーチンゲール法を駆使して、一発逆転を狙いましょう。
グランマーチンゲール法が使えるオンラインカジノゲームとは?
グランマーチンゲール法は、基本的には勝率50%で、配当2倍のゲームで使う戦略です。
グランマーチンゲール法が使えるのは主に、
- ルーレット(赤・黒賭け、偶数・奇数賭け、Hi・Low賭け)
- ブラックジャック
- バカラ
- シックボー
- クラップス
となっています。
グレートマーチンゲール法の賭け方
グランマーチンゲール法は、とても簡単に使用することが出来ます。
使用方法を詳しく解説していきます。
- 最初に1ユニット分の金額を決める
- 勝負に負けると賭け金を2倍+1ユニット分の金額にする
- 勝つと最初の賭け金に戻す
最初に1ユニット分の金額を決める
ゲームを始める前に、1ユニット分の金額を設定します。
1ユニット分の金額を設定したら、最初は1ユニット分の金額をベットして勝負します。
勝負に負けると賭け金を2倍+1ユニット分の金額にする
勝負して、もし負けてしまったら、賭け金を2倍したものに1ユニット分を足した金額を、次のゲームの賭け金にします。
例えば、1ユニット1ドルとすると、1度負けると賭け金は3ドルとなります。
2連敗すると賭け金は7ドルとなり、連敗するごとに15ドル、31ドル、63ドルとなっていきます。
勝つと最初の賭け金に戻す
勝負に勝つと、最初の賭け金に戻します。
最初の賭け金に戻してからは、上記と同じ手順となります。
たった一度でも勝てれば、これまでに出た損失は全て回収でき、大きな利益が発生します。
しかし、負け続ければ賭け金が高額になるというリスクも存在します。
ハイリスク・ハイリターンが、グレートマーチンゲール法の特徴となります。
グランマーチンゲール法のメリット
グランマーチンゲール法を利用するにあたって、どの様なメリットがあるのかを紹介します。
メリットを知ることで、グランマーチンゲール法を上手に活用しましょう。
- 一度の勝利で損失額を全て回収できる
- 利益に期待できる
一度の勝利で損失額を全て回収できる
グランマーチンゲール法は、一度の勝利で今までの負けをすべて回収することが出来ます。
例えば、10ドル負けている状態でグランマーチンゲール法を使用するとします。
負けている金額の倍の金額+αを次の賭け金とすることで、勝利すると損失額の回収だけでなく利益も得ることが出来ます。
利益に期待できる
マーチンゲール法では、勝利した際の利益は1ユニット分でした。
しかし、グランマーチンゲール法は、1ユニット以上の利益を出すことが出来ます。
以下にマーチンゲール法を使用して、5連敗してから勝利した時の結果を示します。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | 1ドル | 負け | -1ドル | -1ドル |
2 | 2ドル | 負け | -2ドル | -3ドル |
3 | 4ドル | 負け | -4ドル | -7ドル |
4 | 8ドル | 負け | -8ドル | -15ドル |
5 | 16ドル | 負け | -16ドル | -31ドル |
6 | 32ドル | 勝ち | +32ドル | +1ドル |
最初に賭けた1ユニット=1ドル分が、勝利した際の利益となっていることが分かります。
次にグランマーチンゲール法を利用した結果を以下に示します。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | 1ドル | 負け | -1ドル | -1ドル |
2 | 3ドル | 負け | -3ドル | -4ドル |
3 | 7ドル | 負け | -7ドル | -11ドル |
4 | 15ドル | 負け | -15ドル | -26ドル |
5 | 31ドル | 負け | -31ドル | -57ドル |
6 | 63ドル | 勝ち | +63ドル | 6ドル |
上記の結果から、マーチンゲール法に比べると、利益が大きいことが分かります。
また、1敗ごとに勝った時の利益が1ユニット分ずつ増加していることが分かります。
グランマーチンゲール法では、n連敗×1ユニットの金額+1ユニットの金額=利益となります。
今回のケースでは、5連敗×1ドル+1ドル=6ドルとなっています。
したがって、マーチンゲール法に比べると大きな利益に期待できます。
グランマーチンゲール法のデメリット
グランマーチンゲール法を使用する際には、メリットだけでなくデメリットについても理解しておきましょう。
デメリットを知ることで、思わぬ損失を防ぐことが出来ます。
- 十分な資金が必要
- テーブルリミットに引っかかりやすい
十分な資金が必要
グランマーチンゲール法は負けるたびに賭け金を2倍+1ユニットとするため、連敗するたびに賭け金が増加します。
以下に連敗数毎の賭け金をまとめた表を示します。
1ユニット1ドルとしています。
ゲーム数 | 賭け金 |
---|---|
1 | 1ドル |
2 | 3ドル |
3 | 7ドル |
4 | 15ドル |
5 | 31ドル |
6 | 63ドル |
7 | 127ドル |
8 | 255ドル |
9 | 511ドル |
10 | 1023ドル |
上記の表から分かるように、連敗を重ねるごとに、賭け金が急増していることが分かります。
したがって、資金に余裕がない場合は途中で破産する可能性があります。
十分な資金が無い場合には、おすすめ出来ません。
テーブルリミットに引っかかる
テーブルリミットとは、ゲームでベット出来る上限の金額や、賭けなければならない最低金額のことです。
最低金額はミニマムベットと呼ばれ、およそ0.5ドル~1ドルとされていることが多いです。
最高金額はマキシマムベットと呼ばれ、500ドルとされていることが多いです。
先ほどの連敗による賭け金をまとめた表から、8連敗した時点で、次のゲームの賭け金を全額賭けることが出来ないことが分かります。
8連敗した時の賭け金が511ドルに対して、上限が500ドルとなっているため、グランマーチンゲール法は破綻してしまいます。
8連敗する確率は、0.39%となっているので、ほとんど出現しない確率です。
しかし、0%でない限り、出現する可能性があります。
グランマーチンゲール法の注意点
グランマーチンゲール法を使用する際の注意点を紹介します。
- 短期決戦しなければならない
- 目標を立てる
短期決戦しなければならない
デメリットで紹介したように、カジノゲームにはテーブルリミットが存在します。
テーブルリミットに引っかからないように、出来るだけ早く勝利をすることが重要となっています。
また、1ユニット当たりの金額を上げれば上げるほど、賭け金の増加は大きくなります。
賭け金が大きくなると、テーブルリミットに引っかかるタイミングも早くなります。
したがって、早めに勝ちを掴み取ることが重要となってきます。
目標を立てる
実践する前に、
- いくらの利益で終了するか
- いくら負けると損切するか
などの目標を立てましょう。
目標を立てることで、欲に負けることなく冷静にプレイすることが出来ます。
負け額が増えてくると、焦りにより無理な投資をしてしまいがちです。
また、余裕が出てくると、無駄な投資をしてしまいがちです。
したがって、堅実にプレイする為にも、目標をしっかりと立てて遊びましょう。
まとめ
グランマーチンゲール法は、数あるオンライカジノの戦略の中でも、とてもリスキーな戦略です。
リスクが高い分、見返りも大きくなっています。
したがって、ハイリスク・ハイリターンな戦略であると言えます。
使用方法は、至ってシンプルです。
前回の負け額の2倍に1ユニット分の金額を足したものを、次のゲームの賭け金とします。
ゲームに勝った場合は、最初の賭け金に戻るだけです。
損失を1回勝つだけで取り返せて、かつ利益まで出すことが出来ます。
しかし、連敗するごとに賭け金が急な増加をします。
したがって、資金に余裕が無ければ途中で資金が枯れてしまう恐れがあります。
また、賭け金の増加に伴って、マキシマムベットに達することがあります。
本来賭けるつもりの金額が、マキシマムベットにより全額賭けれないことがあります。
全額賭けれないことで、グランマーチンゲール法の法則が崩れてしまいます。
したがって、大きな賭け金になる前に勝利をする必要があります。
負けが続いて損失額が積み重なると、冷静な判断が出来なることがあります。
冷静な判断をするためにも、事前に目標をしっかり立てることが重要となってきます。
いくらの利益・損失になるとやめてしまうかを、決めることをおすすめします。
カジノならではのドキドキ感を味わうことが出来るので、ぜひグランマーチンゲール法をぜひ試してみてください。