ブラックジャックの様々な確率を解説!勝率を高めるために数字を学ぶ

ブラックジャックの基本ルールをおさらい

ブラックジャックをしている画像

ブラックジャックにまつわる様々な確率を紹介する前に、基本ルールをおさらいしておきましょう。
ブラックジャックでは、どんな状況なら有利・不利なのかを正しく把握する必要があります。
状況を把握できていないと、各項目の確率が分かっても意味がありません。
ディーラーが背負うルールも含めて再確認していきます。

21に近い数字を出した人が勝ち

ブラックジャックの理想は、最強の数字である21を出すことです。
最初に配られたトランプが、10としてカウントするカード(10JQK)とAの組み合わせだった場合の手札がブラックジャックと呼ばれます。
ブラックジャックが不成立だった時は、3枚目のカードを引いて、21に近い数字を目指すのが基本です。

22以上の数字が出るとバーストで負け

21を目指すためにヒットをした結果、合計数が22を超えるケースがあります。
22を超えた場合は、バーストと呼ばれます。
バーストを起こした瞬間に負けが確定するため要注意です。
ブラックジャックでは、バーストを起こさないように立ち回ることがセオリーです。

ディーラーは16以下ならヒットが必要

プレイヤーは、追加のカードを引くかどうかを自由に決められます。
しかし、ディーラーは手札の数字の合計が16以下の場合はヒットが必要になります。
したがって、ブラックジャックでは、ディーラーがバーストするのかどうかが重要になってきます。

ブラックジャックで21を出す確率

トランプのJとAの画像

ブラックジャックでは、21を出せばほぼ確実に勝利できます。
仮にディーラーが21を出したとしても、ブラックジャック同士の場合を除くと結果は引き分けです。
ブラックジャック、もしくは21を目指すことがブラックジャックの第一目標です。
まずは21が出る確率を整理してみましょう。

ナチュラルで21が出る確率

10としてカウントするカードとAを組み合わせた21を、最初の2枚で成立させることを「ナチュラルブラックジャック」と言います。
ナチュラルブラックジャックを引く確率は、52枚のカードから2枚を引く組み合わせのパターン数から、A+10、J、Q、Kのいずれかを引く組み合わせのパターンを割って計算します。

52枚のカードから2枚を引く組み合わせのパターン数は52×51÷2で1,326通りです。
Aと10とカウントするカードを引く組み合わせは、4×16で64通りです。
したがって、ナチュラルブラックジャックを引く確率は、1,326分の64となります。
約分すると、4.83%となります。

ヒットした後に21が出る確率

3枚目以降のカードを引く場合は、手札の合計数によって21が出る確率が異なります
まず、10以下の数字の場合、いかなる数字を加えたとしても21を作れる確率はゼロです
したがって、手札が11以上の時の確率を見てみましょう。

手札状況確率
手札のカードの合計が1130.76%
手札のカードの合計が11以外7.69%

ブラックジャックでは、10、J、Q、Kという4枚を全て10としてカウントします。
したがって、10とカウントする数字が出る確率は4/12となります。
他の数字の出現率より、10と数えるカードの出現率の方が高いため、11+10で21になる確率は30.76%と高いのです。

ディーラーがナチュラルで21を出す確率は7.69~30.76%

続いて、ディーラーがナチュラルで21を出す確率を見てみましょう。
ディーラーがナチュラルで21を出す確率は、プレイヤーがヒットした後に21が出る確率と同じです。
ディーラーがナチュラルで21を出す確率は、以下のようになります。

手札状況確率
アップカードがAの場合30.76%
アップカードが10、J、Q、Kのいずれかの場合7.69%

<ディーラーがナチュラルで21を出す確率>
アップカードがAの場合:30.76%
アップカードが10、J、Q、Kのいずれかの場合:7.69%

ディーラーが合計で21を出す確率は3.74~11.80%

ディーラーが3枚目のカードを引いた後に21を出す確率は、アップカードの内容によって異なります
アップカードの数字別に見た、合計数が21になる確率を以下の表にまとめました。

アップカードの数字確率
211.80%
311.47%
411.12%
510.82%
69.72%
77.41%
86.94%
96.08%
10、J、Q、K3.74%
A7.78%

アップカードの数字が少ない場合、ディーラーは追加で2枚のカードを引く確率が高いです。
ディーラーが追加で2枚のカードを引く場合、21が出る確率が上がります
一方で、ハイカードを持っているケースでは、21になる可能性は低いです。
17~20という数字で自動的にストップとなる可能性が上がるため、21が出る確率は下がるのです。

どんな数字が出る確率が高いのか

派手なスーツを着た青い縁のサングラスをかけた男性が虫眼鏡で覗いている画像

ブラックジャックの攻略で重要なポイントとなるのは、次に出る数字がなんなのかを正確に予想することです。
カードはデッキからランダムに引きます。
しかし、10とカウントするカードが4種類あるという性質上、出現する数字の合計数はそれぞれ確率が異なります。

最初のカードの組み合わせは12~16になる確率が最も高い

最初に配られるカードの組み合わせは、それぞれの数字が出る組み合わせを全ての組み合わせから割ると導き出せます。
例えば、21が出る確率は、21が出る組み合わせ/全ての組み合わせ=8/169となります。
したがって、21が出る確率は4.73%となります。
同じ要領で、それぞれの数字が出る確率を割り出して、以下の表にまとめました。

最初に配られるカードの合計数確率
214.73%
2010.65%
195.33%
186.50%
177.10%
16~1249.12%
10~216.57%

上記の表より、約2回に1回の確率で12~16という数字が出ることが分かりました。
つまり、最初から良い手札状況にはなりにくいということが分かります

伏せられているカードは「10」の確率が高い

プレイヤーやディーラーが追加のカードを引くために用意されているデッキや、ディーラーが持つ2枚目のカードは裏向きに伏せられています。
目に見えないカードの数字は、基本的に「10」であるものとみなしましょう。
10とカウントするカードである確率は、30.7%となります。
しかし、A~9のカードが出る確率は、それぞれ7.70%となります。
したがって、見えないカードは「10」と考えるのが合理的となります。

ブラックジャックは確率を見ながら攻略できる

ベーシックストラテジーチャートのハードハンド図説

ブラックジャックは、確率を見ることで攻略の糸口を掴みやすいゲームです。
そして、ベーシックストラテジーという表を見ながらプレイすると的中率を高められます。
ベーシックストラテジーの理念を元にして、状況に応じたベストなアクションの内容を紹介します。

17~21ならスタンドする

手札として持っているカードの合計数が1721の場合は、追加のカードを引かずにスタンドします。
17~21でヒットすると、高確率でバーストします。
すでにブラックジャックが成立している21を除いた、17~20でヒットした場合のバースト率を見てみましょう。

手札のカードの合計確率
1769.20%
1876.90%
1984.60%
2092.30%

例えば、手札のカードの合計が20の場合、バーストせずに済むのは「A」を引いた時だけです。
12枚のカードのうち、実に11枚が引いた瞬間にバーストするカードとなります。
したがって、20からヒットするのは無鉄砲と言わざるを得ません。
17でもバースト率は約7割なので、無難にスタンドすることをおすすめします。

11以下ならヒットする

11以下だった場合は、迷わずにヒットしましょう。
ブラックジャックのカウントは最大で10までなので、10を引いたとしてもバーストすることはありません。
まずはセオリー通りにヒットして、その後の追加ヒットの有無はカードの合計数に応じて選びましょう。

さらに、ベーシックストラテジーの表から、手札のカードの合計数が11である時、ダブルダウンをすることが有効的であることが分かります。
ダブルダウンとは、最初に配られたカードから、1枚だけカードを追加することを条件に、賭け金を2倍にすることです。
合計数が11の場合、高確率で21になる可能性があるため、ダブルダウンが良いとされています。

12~16の場合はディーラーの様子をチェックする

2枚のカードの合計数が12~16だった場合は、ディーラーのアップカードに注目します
今までのケースは「自分自身の手札を強くしやすいかどうか」という視点でアクションを選んできました。
しかし、12~16という数字の場合は、ディーラーがバーストする可能性が高いか低いかでアクションを選択します

具体的なアクションの内容を紹介する前に、12~16でプレイヤーがヒットした場合、バーストする確率はどの程度なのか以下にまとめました。

手札の合計バーストする確率
1230.70%
1338.40%
1446.10%
1553.80%
1661.53%

14までの数字の場合、ヒットしてもバーストする確率は半分以下に抑えられています。
いずれの数字も10が出た瞬間にバーストするためリスキーなことは確かです。
しかし、12~14といった数字の場合は、特に大きなリスクなしで3枚目のカードをヒット出来ると考えて問題ありません。

7~10ならヒットが鉄則

ディーラーが持つトランプが710と高い場合は、プレイヤーはヒットを選択するのが鉄則です。
先ほども解説した通り、伏せられているカードは基本的に「10」と見なさなければなりません。
したがって、ディーラーが持っている合計数は1720と推察できます。

一方で、プレイヤーの手札は12~16ですから、仮に最高数の16を持っていたとしても、ディーラーの数字を上回ることは不可能です。
手持ちの合計数が16でも、38.47%の確率でバーストせずに済みます。
したがって、積極的にヒットして勝負を仕掛けましょう

2~6ならスタンドで無難にプレイする

ディーラーのアップカードが26のレンジに収まっている場合、プレイヤーは無難にスタンドを選択するのが鉄則です。
ディーラーが伏せているカードが10の場合、合計数は12~16の範囲内に収まります。
したがって、ディーラーは必ず3枚目のカードをデッキから引かなければなりません

仮にディーラーの合計数が16だった場合、さらに1枚カードを追加すると、バーストする確率がとても高いです。
バーストせずに済む確率は5/13、バーストする確率は8/13となります。
したがって、バーストする可能性のほうが高いため、上手く行けばディーラーをバーストに追い込めます。

ディーラーがバーストしてしまえば、プレイヤーの手札が弱くても勝ちが確定するのです。
あえてリスクをかけてヒットする必要性はどこにもありません。
バーストを避けて無難にゲームを終えることを優先しましょう

Aのペアが出た場合はスプリットする

プレイヤーが適用できるルールに「スプリット」があります。
スプリットは、配られた2枚のカードがペアだった場合に使用できます。
手札のペアのカードをそれぞれを分割して、2つの手札を持ちながらゲームが出来るというオプションです。
同額の追加ベットが必要ですが、上手く行けば両方の手札でディーラーに勝てます。

手札がAAの組み合わせだった時は、必ずスプリットを申告しましょう
なぜなら、30.7%の確率で双方に10とカウントするカードが配られるためです。
両方の手札でブラックジャックが発生する可能性もあります。
したがって、AAが出たときは絶好のチャンスと捉えて、スプリットを仕掛けましょう

まとめ

英語が書かれているノートとペンの画像

ブラックジャックでは、様々な結果を確率論でシミュレーション出来ます。
次に何の数字が出る可能性が高いのかを計算すれば、数秒後の展開を読むことが出来ます。
どの数字が出るかを予測することが出来ると、より有利なゲーム運びが出来ます

自分の手札とディーラーのアップカードを見て、最適解を選ぶ攻略法のことを「ベーシックストラテジー」と言います。
状況別のアクションを頭に入れておけば、上級者も顔負けの勝率でブラックジャックを攻略出来ます。
ぜひ参考にしてブラックジャックをプレイしてみてください。