ブックメーカーとは?
ブックメーカーとは、主にイギリスなどの海外で高い人気を誇る、オンライン上で賭けが行えるシステムのことです。
ブックメーカーで扱われている賭けの題材としては、以下ようなものが存在します。
- 野球の試合結果予想やサッカーなどのスポーツの試合結果
- 政治などの情勢
- ゴシップ
宝くじやサッカーくじなどの国内の公営ギャンブルと比べて、還元率が高いのを特徴とするブックメーカーは、近年世界中で楽しまれている人気の合法ギャンブルです。
ブックメーカーでは、配当金(オッズ)が公表されているため、事前にどのギャンブルにおいても配当金を確認することが出来ます。
宝くじやサッカーくじなどの日本国内の公営ギャンブルでは、集まったお金の3割から4割程度を主催側が利益として回収し、残りのお金を配当するのが基本的な仕組みです。
公営ギャンブルに対して、ブックメーカーでは、4~6%の手数料のみを差し引き、残りの94%以上のお金が勝者へと配当されるようになっています。
したがって、ブックメーカーは、還元率が他の公営ギャンブルに比べて圧倒的に高く、利用者が参加しやすい環境が構築されていることが、現代で人気の理由の一つです。
ブックメーカーで勝敗予測する
長年にわたって高い人気を誇るスポーツである野球は、観戦において様々な楽しみ方があります。
近年では、ブックメーカー上での勝敗予測にとても注目が集まっています。
そんな野球の必勝法を見出すには、試合のデータや情報を読み取ることがとても大切です。
今回は、野球ブックメーカーでの必勝法を見出すコツから、攻略方法のポイントについて、詳しくご説明いたします。
野球ブックメーカー
ブックメーカーが人気である欧州では、主に賭けの対象となるスポーツが、欧州で主流であるサッカーやバスケットボールなどが多く挙げられます。
日本や韓国などのアジア地域では、知名度が高い野球によるブックメーカーが人気であるのが特徴です。
近年アジアに広まったブックメーカーにおいて、野球は徐々に注目を集めるようになったため、野球に関するブックメーカー必勝法が確立されている訳ではありません。
しかし、きちんと確認するべきデータやポイントを抑えることで、試合の勝敗を予想することは可能になります。
野球ブックメーカーで賭ける際は、まずはブックメーカー上の配当をよく理解し、野球での賭け方や、対戦するチームの細かいポイントをよくチェックするようにしましょう。
また、幾度か賭けをしてから、自分で実際に感じたポイントをまとめてみることが大切になります。
日本では身近に親しまれている「野球」というスポーツだからこそ、必勝法が研究がしやすいのが特徴です。
賭け方の種類
野球ブックメーカーでは、主に3種類の賭け方があります。
1つ目はマネーライン、2つ目はランライン、そして3つ目はトータルランという方法です。
それぞれの賭け方を把握して、より予想や攻略を楽しむことが出来ます。
マネーライン
阪神タイガース | 読売ジャイアンツ |
---|---|
2.00 | 1.80 |
マネーラインは、試合の勝ち負けを予想して当てるの賭け方です。
3つの賭け方の中で最もシンプルであり、初心者でも挑戦しやすい賭け方になります。
対戦するチームの相性や、過去の試合結果などを参考に、勝敗を予想しやすいのが特徴です。
例えば、上記の表ですと、阪神タイガースのオッズが2.0倍に対して、読売ジャイアンツのオッズは1.8倍となっています。
初心者でも、読売ジャイアンツに賭けた方が当たりやすいということが分かります。
また、上級者の場合は、チームの相性や、選手の打順や調子など、様々な要素を加味して考えることが出来ます。
ランライン
阪神タイガーズ | 読売ジャイアンツ |
---|---|
+1.5 1.50 | -1.5 2.60 |
ランラインは、チームにハンデを付けて結果を予想する賭け方です。
例えば、試合前にどちらかのチームに+1.5点のハンデを付けた状態で、どちらが勝利するのかを予想する賭け方です。
ハンデを含めて、阪神タイガースが勝てば、オッズは1.5倍となり、読売ジャイアンツが勝てば、オッズが2.6倍になるという意味になります。
ハンデを含めた点差の開きまで含めて予想することが求められるので、野球に詳しい方やブックメーカー上級者におすすめの方法になります。
トータルラン
オーバー | アンダー |
---|---|
8.0 1.80 | 8.0 2.00 |
トータルランは、両チームが挙げる総得点数を予想する賭け方です。
トータルランは、他の2種と比べると難しく、野球の試合展開を読むスキルが必要になります。
したがって、打席や選手ごとの打順率を考慮できる、野球ブックメーカーの上級者に楽しまれている賭け方です。
例えば、上記の表ですと、総得点が8点以上ならオーバー、8点以下ならアンダーという意味になります。
結果がオーバーなら配当は1.8倍、アンダーなら2.0倍となります。
ブックメーカーの野球賭博での必勝法
賭け方に種類がある野球ブックメーカーですが、必勝法を見出すには共通の考え方があります。
共通の考え方を意識できるかできないかで、賭けの勝率に差が出ます。
以下のポイントをきちんと身につけて、必勝法を見出せるようにしましょう。
「チームの強さ=勝利」と考えない
単純に強いチームが、試合に勝つとは限りません。
強いチームにおいても、対戦する相手チームとの相性が悪い場合や、シーズンで不調な状態では、負けることが多くあります。
したがって、マネーラインやランラインで試合の勝敗に賭ける際は、チームの強さだけに注目するのは、必勝法とは言えないです。
もちろんチームの強さは、勝敗を予想するうえで参考にできる貴重な判断材料になります。
しかし、強さだけに視点をフォーカスするのではなく、両チームの過去の対戦結果や、そのシーズンの実績をきちんと確認することが大切です。
勝敗を当てる単純な賭け方においても、予想や判断は細かく行うようにしましょう。
2021年各リーグ優勝チーム 公式戦成績 | |||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引き分け | 勝率 |
ヤクルト | 143 | 73 | 52 | 18 | 0.584 |
オリックス | 143 | 70 | 55 | 18 | 0.560 |
例えば、上記の表には2021年の各リーグ優勝チームのデータをまとめてあります。
優勝チームの勝率を見ると、ヤクルトが0.584、オリックスが0.560となっています。
勝率がそれぞれ6割弱ということは、逆に4割は負けているということになります。
勝率の数字から、プロ野球での確実に勝てる試合の選定が非常に難しいことが分かります。
したがって、高いオッズでも、積極的にベットしてみる価値はあります。
思い入れで賭けない
- 「チームが好きだから」
- 「この選手を応援したい」
という理由ような思い入れで賭けてしまうと、判断する基準となるデータや根拠が伴わず、勝率は上がらなくなってしまいます。
思い入れで賭ける場合では、賭けたという行為だけで満足してしまっているケースが多くあります。
賭けた時点で満足してしまうと、本来の目的が逸れて、勝敗を判断する慎重さが失われてしまうのです。
また、あまり勝敗を気にせずに賭けるようになってしまうと、いつの間にか負け続けで、気がつけばお金がないということが多くあります。
したがって、思い入れで選ぶことや賭けることは、野球ブックメーカーを攻略する考え方であるとは言えません。
必勝法を見出すためには、必ずデータや具体的な数字を見て判断することがおすすめです。
目先の動きに動じない心を持つ
少しでも思っていた試合の流れと違う方向に試合が進んだ場合や、思うような結果が出ないと、心配になって焦ってしまう方が多いです。
焦りやイライラした感情を抑えられないようになってくると、結果に固執して賭けを楽しめなくなり、投げやりに賭けをしてしまう場合があるので注意が必要です。
賭けを必ずしも当てる方法はなく、はずれても仕方がないし普通だときちんと思っていれば、落ち着いた心で最初から勝敗や配当を判断することが出来ます。
目先の細かな出来事に一喜一憂せず、冷静に判断することは勝利に近づくコツと言えます。
したがって、動じない心で賭けに挑戦することは、賭け事においてとても大切な攻略方法になるのです。
また、楽しむ感覚で何度も賭けを繰り返すことが出来るようになることで、実際に勝敗を予想するスキルも伴っていくようになります。
一つひとつの試合を冷静に判断し、賭けを楽しめるようになることは、野球ブックメーカーを攻略する大きな近道です。
傾向は常に変わると覚えておく
試合の予想や賭けを重ねていくと、徐々にチームの対戦歴や勝率、試合展開などの傾向が見られるようになります。
しかし、チームの傾向は、必ずしも長く定着して当てはめられるものではないということを、常に頭の片隅に置いておくことがとても大切です。
というのも、毎試合チームの作戦や試合ビジョンがずっと同じものではないからです。
作戦の変化に加わり、選手の体調やコンディションによって、試合の結果はもちろん違ってきます。
長い間同じ傾向であったチームの功績や相手チームとの対戦歴から算出した試合の傾向があったとしても、データに基づいて勝敗に大きく賭け金を乗せることが必勝法ではないということを覚えておきましょう。
傾向から判断することも大切ですが、チームの傾向は様々な要因によって変わっていきます。
絶対的な判断材料として傾向を考慮するのではなく、一つの手がかり程度に参考にしておくことがおすすめです。
数字データを参考にすることで勝率アップに繋がる
野球ブックメーカーの攻略において、数字のデータをもとに判断することはとても大切です。
試合を行うチームの対戦データはもちろん、個人別成績などをデータ化して、数字を確認して判断すると、勝敗が読みやすくなります。
賭けを当てに行く際は、必ず数字データをチェックしてから判断すると良いです。
また、配当金(オッズ)を事前に確認して、自身が賭ける分の金額も調整することがとても重要です。
「どの賭け方にいくら賭けるのか」「この配当金の賭け方に勝負したらいくらが利益になるのか」などは、目に見えるようにしておくと、よりモチベーションが上がります。
賭け金のバランスを頭の中で考える感覚的センスは重要です。
したがって、賭け金のバランスを考えるセンスが身につくようになるためにも、繰り返し数字データを表す作業を行うことが重要です。
算出したデータを元に賭けることで、どんどん攻略が可能になっていくところが、野球ブックメーカーの魅力の一つです。
例えば、予告先発の選手の確認です。
2021年セ・リーグ個人投手別成績 | |||||
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順位 | 名前 | 防御率 | 登板 | 勝利 | 敗北 |
1 | 柳(中) | 2.20 | 26 | 11 | 6 |
2 | 青柳(神) | 2.48 | 25 | 13 | 6 |
3 | 大野(中) | 2.95 | 22 | 7 | 11 |
4 | 森下(広) | 2.98 | 24 | 8 | 7 |
5 | 大瀬良(広) | 3.07 | 23 | 10 | 5 |
上記の表はセ・リーグの防御率の上位5人を並べた表になります。
表にある投手が先発する試合は、いずれもオッズが低く設定されています。
しかし、優秀な選手でさえも、試合の1/3や1/2は負けています。
勝率や先発投手が誰なのかなどの情報は、勝敗を予想する上での大切なデータのひとつとなってきます。
よく考慮して必勝法を見出そう
事前に配当金(オッズ)が確認出来るからこそ、野球ブックメーカーでは必勝法を考慮することがとても重要になってきます。
賭ける際には、過去のデータや現状の試合チームの状況など、細かいところまで確認しておくと良いです。
また、マネーライン、ランライン、トータルラインなど、賭け方の種類によっても、参考にしたほうが良いデータや、楽しみ方は変わっていきます。
したがって、それぞれの特徴を理解し、常に広い視野で情報を確認しながら予想を立てることがとても大切です。
様々な視点から野球を観戦することが、試合を予想するでも役立つため、野球が好きな人ほど賭けを楽しめるのが、野球ブックメーカーの良さです。
データをきちんと考慮しながら、試合展開を予想し、必勝法を見出しましょう。