スティックペイ(スティックペイ)とは?
スティックペイ(スティックペイ)とは、世界中の様々なビジネスに利用されるオンライン決済サービスのひとつです。
2017年にイギリスで設立された、新しい決済サービスでもあります。
スティックペイは、2019年に金融業界で最高のライセンスとして知られる「イギリスFCAライセンス」を取得しました。
FCAは、「Financial Conduct Authority」の略で、金融行動監視機構という意味です。
政府から独立した監視機関でもあります。
FCAライセンスを取得するためには、様々な条件を満たさなければなりません。
FCAライセンスは、厳し条件や審査を経て取得することが出来ます。
したがって、FCAライセンスを取得しているスティックペイは、信頼性が高いと言えます。
スティックペイの特徴
スティックペイの特徴について説明します。
スティックペイの特徴を知ることで、どのような利点があるのかを把握することが出来ます。
自分に合ったサービスかどうか判断するために、ぜひ参考にしてください。
3つの入金方法
スティックペイには3つの入金方法が存在します。
が存在します。
自分に合った入金方法を選択することが出来ます。
リアルタイムでの送金や受取
スティックペイでは、相手が世界中のどこにいても、リアルタイムでの送金や受取が可能です。
海外銀行送金を利用する場合は、手数料が高く、最短でも2~3日かかります。
しかし、スティックペイを使用することで、たった1分で相手にお金の送金や受取を可能としました。
時間のかからないリアルタイムの取引がスティックペイの魅力となっています。
スティックペイの基本情報
スティックペイの基本情報について説明していきます。
利用する際の参考にしてください。
入金手段と手数料
スティックペイでの入金手段別の手数料について、以下の表にまとめました。
入金手段 | 着金時間 | 手数料 |
---|---|---|
海外銀行送金 | 3営業日 | 1% |
クレジットカード | 約5分 | 3.85% |
仮想通貨 | 約30分 | 1% |
クレジットカードは、着金時間が短いですが、手数料が高いです。
仮想通貨を利用することで、手数料が安く、着金時間も早いのでおすすめです。
出金手段と手数料
スティックペイでの出金手段と手数料について、以下の表にまとめました。
出金手段 | 着金時間 | 手数料 |
---|---|---|
国内銀行出金 | 2営業日 | 2.5%+600円 |
海外銀行出金 | 4~7営業日 | 5% |
スティックペイカード | 2~3営業日 | 1.3% |
仮想通貨 | 1営業日 | 1% |
銀行送金では、基本的に手数料が高く設定されています。
着金時間と手数料から、スティックペイカードと仮想通貨を利用することがおすすめです。
個人間の送金手数料
スティックペイで個人間での送金をする際に発生する手数料を、以下の表にまとめました。
送金先 | 着金時間 | 手数料 |
---|---|---|
個人→個人 | 即時 | 1% |
個人→加盟店 | 即時 | 2.5% |
入出金とは違い、個人間での送金は即時に反映されます。
また、手数料が個人から加盟店への送金の際、2.5%必要になるので注意してください。
スティックペイアカウントの登録手順
スティックペイのアカウント(口座)を開設するために必要なことについて説明します。
簡単にアカウント開設をすることが出来るので、ぜひ利用してみてください。
もちろん無料で開設することが出来るので、気軽に利用することが出来ます。
公式サイトから登録する
スティックペイの公式サイトの画面右上の「会員登録」ボタンをクリックします。
個人情報を入力する
「会員登録」をクリックすることで、上記の画面に移ります。
必要事項を記入し、「次へ」をクリックします。
電話番号を入力する
電話番号を入力して、「SMS発送」をクリックします。
すると、入力した電話番号へ自動音声案内の電話がかかってきます。
4桁のコードを入力する
自動音声案内にて受け取ったコードを入力して、「コード確認」をクリックします。
その後、電話番号の確認が取れたら、「送信」をクリックします。
ログインする
登録できたことを確認するために、ログインしましょう。
ログインすることで、スティックペイの管理画面へ移行します。
また、入力したメールアドレスにも、登録完了のメールが届きます。
本人確認書類の提出
スティックペイで出金するためには、本人確認が必要となります。
本人確認をするために必要な物も踏まえて、手順の説明をして行きます。
本人確認に必要な書類を準備する
スティックペイの本人確認に必要な書類は、
- 身分証明書
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート
- 住居証明書(発行から3か月以内)
- 公共料金の領収書
- 銀行、もしくはクレジットカードの利用明細
- 住民票
- 健康保険証
などが必要になります。
本人確認をする際には、事前に準備しておいてください。
また、身分証明書や居住証明書に使用するものは、モバイルでの申請の場合は写真をアップロードすることで使用することが出来ます。
したがって、本人確認をする場合は、モバイルでの申請が簡単でおすすめです。
口座ページから申請する
本人確認は、「口座」ページから申請します。
口座ページは、「書類」を開くと表示されます。
本人確認書類をアップロードする
本人確認書類の写真をアップロードします。
本人確認をする際は、モバイルでの申請がおすすめです。
カメラで本人確認書類の写真を撮影し、簡単にアップロードすることが出来ます。
住所を入力する
住所証明書と同じ内容をローマ字で記入し、チェックボックスにチェックを入れ、「送信」をクリックします。
確認する
本人確認が認証できたかを、管理画面の「口座」にて確認することが出来ます。
スティックペイの入金方法
スティックペイへの入金方法について説明します。
入金方法によって、どのような違いがあるのかも、併せて説明していきます。
入金手段別の手数料・限度額
入金手段別の手数料と限度額は、以下の表の通りです。
決済手段 | 手数料 | 最低入金額 | 最高入金額 |
---|---|---|---|
銀行送金 | 5% | 5,000円 | 100万円 |
仮想通貨 | 1% | 5,000円 | 100万円 |
クレジットカード | 3.85% | 5,000円 | 100万円 |
銀行送金の場合、銀行側で受取手数料や中継銀行手数料がかかる場合があります。
また、国内銀行の場合は、オンラインカジノやブックメーカーを目的とする利用は出来ないので注意してください。
クレジットカードでの入金方法
クレジットカードでの入金では、
- VISA
- Mastercard
を使用することが出来ます。
口座への反映までは5分以内に完了し、手数料は3.85%かかります。
入金からクレジットカードを選択する
「入金」をクリックすると、入金方法が表示されます。
表示された入金方法から「クレジットカード」を選択します。
クレジットカードを登録する
クレジットカードで入金するためには、クレジットカードを登録する必要があります。
したがって、カードの写真をアップロードして登録しましょう。
入金額を記入する
クレジットカードの登録が完了すると、上記の画面が表示されます。
上記の画面が表示されたら、「Amount」の部分に入金したい額を記入します。
記入出来たら、「Money in」をクリックします。
そして、カードの入力画面が表示されるので、カード番号などの情報を記入することで、入金完了です。
ビットコインでの入金方法
ビットコインで入金する方法は以下の2つです。
- 取引所やオンラインカジノから入金する
- スティックペイ内の法定通貨から両替する
直接仮想通貨を購入できるオンラインカジノを通じて、スティックペイに購入することが出来ます。
また、スティックペイ内にある法定通貨の残高を、ビットコインに両替することも出来ます。
取引所やオンラインカジノで取引する場合
取引所やオンラインカジノで取引する場合は、クレジットカードでの入金と同様に、「入金」から「Bitcoin」を選択して入金を行います。
「Bitcoin」をクリックすると、上記の画面が表示されます。
表示されているアドレスをコピーし、取引所内のフォームに記入することで入金することが出来ます。
法定通貨から両替する
法定通貨から両替する際は、「WALLETS」の「Exchange」をクリックします。
その後、上記の画面に移動するので、両替する通貨と金額を記入します。
そして「次へ」をクリックすると、確認画面が表示されます。
確認出来たら、「両替」ボタンをクリックすることで、両替が完了します。
国内銀行送金での入金方法
国内銀行口座からスティックペイに振り込むための方法を説明します。
国内銀行送金を選択する
「入金」の「国内銀行送金」を選択しすると、上記の画面が表示されます。
送金する通貨や金額を記入し、「次へ」をクリックします。
振込先情報を確認する
振込先の情報が表示されます。
送金の領収書や振り込み明細書のアップロードをします。
確認が取れると、完了となります。
スティックペイの出金方法
スティックペイでの出金方法について説明します。
出金法には、以下の3つの方法が存在します。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- 仮想通貨
それぞれの出金方法について説明していきます。
国内銀行送金
国内銀行送金での出金をする際は、「出金」を選択し、「国内銀行送金」を選択します。
国内銀行送金は海外銀行送金に比べ、手数料が安く、スピーディーに送金することが出来ます。
国内銀行口座を登録する
国内銀行送金を行うためには、国内銀行口座を登録する必要があります。
銀行口座の登録は、「出金」を選択し、「国内銀行口座管理」を選択することで、登録画面に移行します。
そして、「銀行口座の追加」をクリックします。
銀行口座の追加
「銀行口座の追加」をクリックすると、上記の画面が表示されます。
それぞれ必要事項を記入し、「保存」をクリックします。
出金する
口座の登録が完了すると、「出金」の「国内銀行送金」をクリックします。
そして、上記の画像の画面が表示されるので、必要事項の記入をし、「次へ」をクリックします。
以上で国内銀行送金の出金は完了です。
申請後、1~2営業日程度で処理が行われます。
海外銀行送金
海外銀行送金を行う際には、「出金」の「海外銀行送金」内で手続きを行います。
国内銀行送金と同様に、口座の登録を完了しなければ、出金することが出来ません。
海外銀行口座の登録
海外銀行口座を登録するために、「出金」内の「海外銀行口座管理」をクリックします。
そして、「銀行口座の追加」をクリックします。
銀行口座の追加
銀行口座を追加するために、上記の情報を記入しましょう。
仲介銀行の情報は任意になります。
したがって、必要な場合のみ記入してください。
必要な部分の記入が完了すると、「保存」をクリックして口座情報を保存します。
出金する
口座の登録が完了すると、「出金」内の「海外銀行送金」を選択します。
そして、出金先の銀行口座やウォレットを選択し、出金額を入力したら「次へ」をクリックします。
二段階認証をする
出金するために、登録しているメールアドレスへ認証コードが届きます。
認証が完了すると、出金申請が行われます。
海外銀行送金は、3~5営業日程度で行われます。
仮想通貨
仮想通貨での出金を行う際には、「出金」の「仮想通貨」内で手続きを行います。
出金する
「出金」内の「仮想通貨」をクリックします。
すると、上記の画像の画面が表示されます。
「金額」の部分へ、出金したい金額を記入します。
そして、出金する通貨を選択し、出金先アドレスを記入します。
全て記入したら、「次へ」をクリックすることで、申請が完了します。
STICカードとは?
STIC(スティック)カードとは、世界中で使用することが出来るプリペイドカードです。
- 取り扱い加盟店
- オンラインショッピング
- ATMでの現金引き出し
- 旅行の予約
などに使用することが出来ます。
スティックカードの利用限度額
スティックカードの利用限度額は、以下の表の通りです。
限度額の内容 | 限度額 |
---|---|
1日の利用限度額 | $2,000 |
1ヶ月の利用限度額 | $9,000 |
1日のATM引出限度額 | $3,000(ATM機により変動) |
1ヶ月のATM引出限度額 | $9,000 |
スティックカードの手数料
スティックカードを利用する際の手数料は、以下の表の通りです。
資金移動の種類 | 資金移動手数料 |
---|---|
入金手数料 | 1.3% |
カード再発行取引手数料 | $10 |
最小振替金額 | US $100 |
海外の購入取扱手数料 | 無料 |
ATM引出手数料 | 出金額の1%(最低4 USD) |
会費 | 13ヶ月目から毎月1 USD |
残高照会 | オンライン:無料 VRS:無料 ATM:3 USD |
カード発給手数料 | 無料(DHL配送料別) |
スティックペイのメリット
スティックペイのメリットについて説明します。
スティックペイを利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- ATMで利用できる
- 送金が速い
- クレジットカードで入金できる
- 銀行口座に出金できる
ATMで利用できる
スティックペイは、スティックカードを利用することで、ATMで利用することが出来ます。
一般的なキャッシュカードと同様の使い方ができるので、コンビニなどでいつでも利用することが出来ます。
また、取り扱い加盟店であれば、プリペイドカードとしても利用可能です。
したがって、様々な使い方ができて便利です。
送金が速い
スティックペイの送金処理は、非常に速いです。
個人から個人への送金に関しては、海外の相手でも即時対応されるほどです。
送金処理が長いと、欲しい時に届かないといったトラブルがあります。
しかし、処理が速いため、ストレスなく利用することが出来ます。
クレジットカードで入金できる
スティックペイは、クレジットカードでの入金が可能です。
手元にお金が無くても、問題なく入金することが出来ます。
クレジットカードでの入金が出来ないサービスが増えているなか、スティックペイはクレジットカードを利用出来ます。
銀行口座に出金できる
スティックペイでは、銀行口座に直接出金することが出来ます。
海外の送金サービスでは、国内の口座へ出金する際に高額な手数料が発生する場合が多いです。
しかし、スティックペイは、日本国内に銀行口座を持っているため、他のサービスよりもお得に出金することが出来ます。
スティックペイのデメリット
スティックペイのデメリットについて説明していきます。
利用する前に、どのようなデメリットがあるのか、十分に理解しておくことが大切です。
- 利用できるサービスが少ない
- 手数料が高い
- 日本国内から銀行入金出来ない
利用できるサービスが少ない
スティックペイのサービスが開始されてから、まだ歴史は浅いです。
したがって、他の決済サービスに比べて、取り扱っているサービスが少ないです。
スティックペイを利用したい場合は、そのサービスにスティックペイが対応しているかを確認することが大切です。
手数料が高い
スティックペイは、他の決済サービスと比べると手数料が高いです。
例えば、iWalletの海外銀行送金の手数料は0.5%です。
しかし、スティックペイの海外送金手数料は5%となります。
手数料が高いため、最も手数料が低い仮想通貨での出金がおすすめです。
日本国内から銀行入金出来ない
決済サービスを利用する方の多くは、国内銀行からの入金を利用しています。
しかし、スティックペイは、日本国内からの銀行入金が出来ません。
したがって、最も大きなデメリットであると言えます。
まとめ
スティックペイについて
- 登録方法
- 入金方法
- 出金方法
- メリット
- デメリット
について解説しました。
スティックペイの大きな特徴は、送金時間が圧倒的に短い点です。
また、世界中どこでも利用できる点が大きな魅力となっています。
しかし、他のサービスに比べて、手数料が高いことが難点と言えます。
また、日本国内からの銀行入金が出来ない点も大きなデメリットであると言えます。
スピーディーな取引をしたい方や、ATMで使えるスティックカードに魅力を感じる方はぜひ試してみてください。