ブラックジャックの必勝法を知る前に覚えておくべき専門用語
ブラックジャックには、いくつかの専門用語があります。
「ヒット」「スタンド」といった用語を知っていないと、どうすれば自分が有利な状態でゲームを進められるのか分かりません。
攻略法を知る前に、まずは最低限の専門用語を知っておきましょう。
- アップカード
- インシュランス
- スタンド
- スプリット
- ダブルダウン
- バースト
- ヒット
- ブラックジャック
- ソフトハンド
- ハードハンド
①アップカード
ディーラーが持っているカードの内、表向きになっているカードのことを「アップカード」と呼びます。
②インシュランス
ディーラーのアップカードがA(エース)だった時に申告できるアクションです。
「インシュランス」を申告すると、最初の賭け金の半額を追加で賭けられます。
もしもディーラーがブラックジャックだった場合、賭け金が2倍で払い戻される保険のようなルールです。
③スタンド
スタンドとは、自分で行うアクションの一つで、追加のカードを要求せずにターンを終了させることです。
④スプリット
スプリットは、配られた2枚のカードが同じ数字だった場合、ハンドを2つに分けて、別々に賭けられるオプションです。
スプリットを発動させるかどうかは、プレイヤーが自由に判断出来ます。
⑤ダブルダウン
ダブルダウンは、追加のヒットを1回限りにするという条件付きで、賭け金を2倍に増やせる強気なアクションです。
オンラインカジノならではのルールでもあり、リアルカジノでは、ほとんど認められていません。
➅バースト
プレイヤー、もしくはディーラーのカードの合計数が21を超えた状態のことをバーストと呼びます。
「バスト」と呼ばれることもあります。
バーストすると、その段階で負けが決まってしまうため、バーストを避ける戦略を採ることが何よりも大切です。
⑦ヒット
ヒットとは、自分で行うアクションの一つで、追加のカードを要求することです。
⑧ブラックジャック
最初に配られた2枚のカードが、A(エース)と絵札の組み合わせで「21」になった状態のことを「ブラックジャック」と呼びます。
ブラックジャックでは最高の手札で、「ナチュラル」と呼ばれることもあります。
⑨ソフトハンド
ソフトハンドとは、「A(エース)」を「11」として数えることです。
⑩ハードハンド
ハードハンドとは、「A(エース)」を「1」として数えることです。
ブラックジャックで最初に覚えるべき4つの基本戦略
ブラックジャックで勝つ確率を上げるために、手札の数字に合わせた基本戦略を覚えましょう。
例えば、ヒットする場合、バーストしてしまうか良い数字に育てられるかどうかは、確率論である程度まで判断できます。
ハンドの合計数に合わせたセオリーを知るだけで、勝率は大きく上がります。
- 合計数が17~21ならスタンド
- 数字の合計数が11以下ならヒット
- 数字の合計数が12~16なら状況次第でアクションを変える
- Aが2枚配られたときはスプリットする
①数字の合計数が17~21ならスタンド
カードの数字の合計数が17以上だった場合、追加のカードを要求しない「スタンド」を選ぶのがセオリーです。
たとえば17の場合、5以上のカードを引くとバーストで負けてしまいます。
カードは絵札を合わせて13種類なので、8/13の確率でバーストしてしまいます。
19以上の数字なら、ある程度の自信を持てますが、17や18ではまだ強さとして不十分に感じます。
確実にディーラーを倒すために追加のカードを要求したくなるかもしれませんが、確率論を重視するなら、2枚のカードの合計数が17~21だった場合はスタンドを選びましょう。
②数字の合計数が11以下ならヒット
カードの数字の合計数が11以下の場合、次にどんなカードを引いてもバーストになりません。
少なくとも今のカードの合計数で勝負をするよりは、もっと有利で勝ちやすい手札に育てられるので、11以下の数字なら迷わずにヒットしましょう。
ブラックジャックでは、10と絵札(J、Q、K)の4枚はすべて「10」とカウントします。
つまり4/13のカードを「10」とカウントします。
仮に手札が11の場合、4/13の確率で合計数を21に育てられるので、大チャンスと言える状況です。
③数字の合計数が12~16なら状況次第でアクションを変える
カードの数字の合計数が12~16だった場合は、ディーラーのアップカードを見てアクションを考えます。
ディーラーがバーストする可能性が高いのか、それとも低いのかを考えて、無難なアクションをすべきか勝負を仕掛けるべきなのかを決めるのです。
結論として、ディーラーの手札に合わせて以下のアクションを選びましょう。
ディーラーのアップカード | 自分がとるべきアクション |
---|---|
7〜10 | ヒット |
2〜6 | スタンド |
まずディーラーのアップカードが7~10の場合、ディーラーがバーストする確率は計算上21~26%に過ぎません。
したがって、自分の手札の合計が12~16という数字で、ディーラーに勝てる確率は低いです。
イチかバチかというつもりでヒットして、数字が強くなるように仕掛けましょう。
反対にディーラーのアップカードが2~6の場合、ディーラーがバーストする確率は計算上35~42%に上がります。
プレイヤーが無理してヒットした結果バーストするよりは、安全策としてスタンドを選んで12~16の数字をキープして、ディーラーの自滅を願いましょう。
④Aが2枚配られたときはスプリットする
ブラックジャックには、最初に配られたカードの数字が同じだった場合に「スプリット」ができるというルールがあります。
スプリットは手札を2つに分けて、2つの手札を使ってディーラーと対戦出来るというルールで、両方の手札で勝てば利益は通常の2倍です。
AAという組み合わせだった場合、1つの手札での合計数は「2」と弱いのですが、スプリットすれば2枚とも「11」とカウント出来ます。
つまり、スプリットして「10」か「絵札」を引けば、最強のブラックジャックが成立します。
そのため、どちらかがブラックジャックとなった時点で引き分け以上が確定します。
上手くいけば、両方ともブラックジャックになって2倍の配当が手に入りますし、どちらか1つの手札で勝てば赤字を生むことはなくなります。
仮にヒットした数字が7でも「18」などの強い数字を作れるので、最初のカードが「A・A」だった場合は大チャンスと捉えて、スプリットを仕掛けましょう。
ブラックジャックで禁断の必勝法「カウンティング」
ブラックジャックにはカウンティングという必勝法があり、「禁断の攻略法」とも呼ばれます。
あまりにもプレイヤーが有利になる攻略法なので、ランドカジノでは禁じられることが一般的です。
しかし、オンラインカジノならカウンティングを試すことが可能です。
カウンティングとは、どのような攻略法なのか、概要からご紹介しましょう。
カウンティングは今までに出たカードの種類をメモする攻略法
ブラックジャックに使われるカードの数は決まっています。
プレイヤーとディーラーに配られるカードは、デッキと呼ばれる山札から供給され、デッキには2セット以上のトランプがセットされています。
仮にデッキが2セットのトランプで構成されている場合、この中に含まれる絵札は合計24枚です。
「10」とカウントする「10と絵札」の合計数は、トランプが2セットなら合計32枚です。
10と絵札の情報を利用して、今までに登場してきた10と絵札の数をメモするとします。
デッキのカードを消費すればするほど、次に10と絵札をヒットしやすいか、しにくいかを判断しやすくなります。
例えば、10と絵札がこれまでのゲームの中で20枚以上消費されていれば、ヒットしたときに10を引ける可能性は低いです。
反対に10と絵札が10枚程度しか消費されていなければ、デッキの中に10が残っている確率が高く、ヒットすると10を引ける可能性が高くなるのです。
カウンティングしておけば、選択するアクションで悩んだときに有利な状況を生み出せます。
手間はかかりますが、利益を得る確率を上げるためには、覚えておいて損はありません。
カウンティングはランドカジノでは利用禁止
ラスベガスやマカオなどのランドカジノでは、カウンティングを利用することが禁止されています。
実は世界中にあるほぼすべてのランドカジノが、場内でペンやメモを使うことは禁止となっています。
ゲームの公平性を保つために、不正行為につながるような攻略法は利用できないのです。
カウンティングは、カードの枚数を記憶していればメモ帳を使わなくても利用できる攻略法ではあります。
しかし、1ゲームごとにアクションを考えながら、それまでの出目を覚え続けるのは難しいでしょう。
しかもデッキは定期的にシャッフルされるので、カウンティングはできないように対策済みです。
オンラインカジノでもカウンティングを利用するのは難しい
ランドカジノが無理ならオンラインカジノはどうでしょうか。
オンラインカジノならメモ帳やペンは好きなように使えるので、ランドカジノでは使えない攻略法が自由に使えます。
しかし、カウンティングはできないように対策されていると考えなければなりません。
まずCPUを相手にするテーブルゲームの場合、1ゲームごとにカードの中身がシャッフルによって自動的にリセットされてしまいます。
いくらカウンティングでメモを残していても意味がなく、確率論でブラックジャックを攻略することはできません。
続いてライブ中継を見ながらブラックジャックで遊べるライブカジノですが、デッキ内には4セット以上のトランプが使われることが多く、計算はとても複雑です。
しかも定期的にシャッフルされ、リセットされてしまうので、ライブカジノでもカウンティングは有効活用出来ません。
理論的に攻略するならベーシックストラテジーを利用する
ブラックジャックを理論的に攻略するために利用する価値があるのは、ベーシックストラテジーという攻略法です。
ベーシックストラテジーは、冒頭でご紹介した「基本戦略」をさらに拡大させたもので、自分の手札から見た理想的なアクションをマニュアル化出来ます。
たとえば自分のハンドが13で、ディーラーのアップカードが6だった場合はスタンドを選ぶと、勝率がより高くなります。
自分のハンドが同じ13で、ディーラーのアップカードが7だった場合は、より勝率が高いヒットを選ぶようにベーシックストラテジーが指示してくれます。
ベーシックストラテジーは、表によって一覧化されているので、特にブラックジャック初心者の方は、以下の表を見ながらアクションを選ぶと良いです。
また、ソフトハンド・ハードハンド・スプリット3パターンにて表は変わるので、注意してください。
表の見方としては、
- 自分が持っているカード2枚の数字の合計を見る
- 一番左の数字から、自分の該当する横軸を探す。
- ディーラーのアップカードを確認する
- 一番上の数字の行から、ディーラーの数字が該当する縦軸を探します
- 自分の該当する数字の横軸と、ディーラーの該当する縦軸が交差するマスに入っているアクションを起こす
以上の5点が使用法となっています。
例えば、自分のカードの数字の合計が「16」とし、ディーラーのアップカードが「7」とします。
「16」の行と「7」の列が交差する箇所は「H」となるので、「ヒット」を行うと良いです。
ブラックジャックで利用できる必勝法・投資法5選
ブラックジャックのルールを逆手にとって活用出来る、いわばブラックジャック専用の必勝法をご紹介してきました。
しかし、必勝法だけでは限界があります。
ブラックジャック以外のゲームにも利用できる攻略法の中から、ブラックジャックに向いた必勝法・投資法を5つピックアップしました。
以下で紹介する攻略法は、リスクを抑えられるものから、一発逆転を狙えるものまで、様々です。
どのような賭け方をしたいのかを考えてから、効果的な攻略法を選びましょう。
- グッドマン法
- 10%投資法
- マーチンゲール法
- パーレー法
- イーストコーストプログレッション法
①グッドマン法(ローリスク・ローリターン)
「グッドマン法」は1235法とも呼ばれる攻略法です。
最初に1ドルを賭けて勝った場合、次のゲームでは2ドルを賭け、勝てば次は3ドル、その次は5ドルと賭け金を増やします。
5ドルの後は、同じく5ドルを続けてかけます。
つまり、1→2→3→5→5→5…というような賭け方となります。
途中で負けてしまったら、賭け金を最初の1ドルに戻してやり直します。
毎回1ドルを賭けている場合、4連勝しても利益は4ドルにしかなりません。
しかしグッドマン法なら1ドル+2ドル+3ドル+5ドルで、利益を11ドルに伸ばせます。
仮に4ゲーム目で負けて5ドルを失っても、それまでに6ドルを稼いでいるので、1ドルの黒字を残せるのです。
グッドマン法の欠点は、連勝しない限り利益を出せないことです。
勝つことを前提とする攻略法なので、負けが先行すると攻略法を活用できません。
グッドマン法のメリットとデメリットを以下にまとめたので、確認しながら利用するのか考えてください。
- 勝敗の結果に応じて賭け金を変えるので、大損失が出ない
- 連勝してしまえば途中で負けても利益を出して終われる
- 最大5ドルの賭け金に収まるため、資金不足でショートすることが無い
- 連勝しなければ利益を出せない
- 攻略法に成功しても、1回のルーティンにつき、最大の利益は賭け金の11倍に留まる
- 連敗からスタートした場合、グッドマン法だけでは黒字に転換させるのに時間がかかる
②10%投資法(ローリスク・ローリターン)
「攻略法を利用するのは難しそう」という印象を持つオンラインカジノ初心者の方にお勧めしたい攻略法が「10%投資法」です。
10%投資法は、賭け方などの手順を覚える必要がありません。
ただ単純に手持ちの資金の10%を賭け続けるというだけなので、簡単な暗算だけで活かせる攻略法と言えます。
例えば、100ドルを初期資金に設定する場合は、このうちの10%である10ドルを1回目のゲームに賭けます。
勝てば資金が110ドルになるので、次の賭け金は110ドルの10%である11ドルに増やせて、さらに大きなリターンを狙った賭けに出られるようになるのです。
反対に10ドルを賭けて負けてしまったとしたら、資金は90ドルに減るため、次のゲームに賭ける資金は90ドルの10%である9ドルです。
勝てばリスキーに、負ければセーフティーに遊べる攻略法なので、資金管理が苦手な人にピッタリの攻略法と言えます。
- 連勝すればするほど利益を出せる
- 連敗したとしても、資金を一気に失うことが無い
- 資金の10%を賭けるだけなので、計算が簡単
- 投資額を増やしにくいため、大勝を目指せない
- 勝ち越さなければ利益を出せない
- ゲームのたびに投資する金額を計算しなければならない
③マーチンゲール法(ローリスク・ローリターン)
マーチンゲール法は、理屈上では絶対に負けることのない必勝法です。
試し方は至ってシンプルで、ブラックジャックで負けてしまった場合、次のゲームで前回の2倍の資金を賭けるだけです。
5連敗しても10連敗しても、最後の1回で勝てば必ず利益が生まれます。
例えば、初回に10ドルを賭けて負けた場合、2回目は20ドルを賭けます。
これに勝てば40ドルが手に入り、合計2回のゲームで使った30ドルを取り返して、なおかつ10ドルが利益になるという仕組みです。
着実に利益を伸ばしたい時、絶対に負けられない時に利用すると効果的です。
ただし、賭け金が倍々に膨らんでしまうので、途中で予算オーバーになるリスクがあります。
仮に10ドルでスタートした場合、2連敗で20ドル、3連敗で40ドル、4連敗で80ドルと賭け金を増やさなければならず、資金が底を突いてゲームオーバーになる可能性があることに注意しましょう。
- 1回でも勝てばそれまでの負けをチャラにして利益を出せる
- 理論上は絶対に赤字が出ない最強の攻略法
- 法則がシンプルでブラックジャック初心者でも取り入れやすい
- 攻略法の途中で予算オーバーになる可能性がある
- 連敗すると投資額が高騰してしまう
- 攻略法に成功した場合に稼げる金額が少ない
④パーレー法(ローリスク・ミドルリターン)
攻撃的な戦略としてはパーレー法がお勧めです。
パーレー法はゲームに勝った場合に発動させる攻略法で、前回の2倍の賭け金を賭け続けて高額配当を狙います。
例えば、10ドルを賭けて勝ったら次回は20ドル、それで勝ったら次は40ドルというように、賭け金を倍々にしていくのです。
パーレー法を10ドルから始めた場合、5ゲーム目には160ドルを賭けられます。
5連勝できた場合、投資したお金が10ドルに対して獲得できる報酬は320ドルなので、わずか数分間で初期投資額の31倍という利益を生み出すことが可能です。
連勝すれば雪だるま式にお金が増えていくパーレー法ですが、弱点もあります。
それは1回でも負けてしまうと赤字が確定すること。
どこかのタイミングで利益を確定させなければ、どれだけ試しても儲けを出せないことには注意しなければなりません。
- たった数ゲームでも全勝すれば大きな儲けが出る
- 連勝すればするほど賭けられる金額が増える
- 途中で負けても、実質の損金は初回に賭けた金額だけで済む
- 1回でも負けると赤字が出てしまう
- どこかで利益を確定させるまで儲けを出せない
⑤イーストコーストプログレッション法(ローリスク・ミドルリターン)
2連勝した後に発動させることが出来る攻略法です。
連勝によって獲得した賞金のうち、半分は掛け金に加算して、もう半分は利益として手元に残しておきます。
「パーレー法」を改良した攻略法と考えると良いです。
パーレー法では、全額を次のゲームに投じるためハイリスクですが、イーストコーストプログレッション法なら半分は利益として確定させられます。
もし、どこかのタイミングで負けてしまったとしても、確定させた分の利益は、そのまま手元に残せるため、賭け金を一気に失うことがありません。
バランスの取れた攻略法としてお勧めできますが、攻略法を活かせるのは2連勝以降、つまり3ゲーム目からという点はイーストコーストプログレッション法の欠点です。
パーレー法と比べて資金が増える速度も緩やかなので、目標や状況に応じて使い分けると良いです。
- リスクとリターンのバランスが取れている
- 負けたとしても一気に資金を失う心配がない
- 賭け金が高騰しにくい
- パーレー法と比べると利益の伸び方が緩やか
- 攻略法を使うには、2連勝しなければならない。
勝率を上げるための立ち回り方
ブラックジャックをより有利に進めるために、上記でご紹介した攻略法を効率よく活かす立ち回り方も知っておきましょう。
これから解説する3つのポイントを覚えておくだけで、上級者と肩を並べてブラックジャックを楽しめるようになります。
伏せられているカードは「10」と想定する
ディーラーが伏せている1枚のカードや、デッキから出てくる次のカードは、「10」とカウントするカードだと考えましょう。
ブラックジャックでは、10と絵札はすべて10としてカウントします。
つまり10と見なされるカードは、52枚のトランプのうち16枚を占めるので、登場する確率がとても高いのです。
52枚のトランプの中から、A~9を引く確率はそれぞれ7.7%です。
一方、10とJ・Q・Kを合わせた4枚のうち、いずれか1枚が出る確率は30.7%にまで上がります。
どちらが出やすいのかは一目瞭然なので、ディーラーが持つカードと自分が引くカードも10の可能性が高いと考えるべきです。
2枚の手札がAAだった場合はスプリットが鉄則と先ほど解説しましたが、スプリットをする理由が「次に引くカードが10になりやすいから」です。
以上の状況から、ブラックジャックになる確率は、それぞれ30.7%で、どちらか一方がブラックジャックになる確率は60%を超えます。
したがって、プレイヤーが絶対的に有利ということになります。
バーストを避けることを第一に立ち回る
ブラックジャックで最も避けなければならないのは、合計数が22を上回る「バースト」です。
バーストした瞬間、ディーラーの手札とは無関係に負けが確定してしまいます。
バースト=ゲームオーバーなので、バーストだけは避けるように立ち回りましょう。
例えば、13や14などの弱い手札でも、バーストしなければディーラーに勝つチャンスが生まれます。
バーストすると負けというルールは、ディーラー側も同じように背負うため、どれだけ弱い手札だとしても、ディーラーをバーストに追い込みさえすれば勝てるというのがブラックジャックです。
また、ディーラーだけに「17以上の手札になるまでヒットを続けなければならない」というルールが加えられることにも注目しましょう。
ディーラーは15、16といったリスクの高い数字でもヒットしなければならないため、アップカードが「5」や「6」という場合、ディーラーがバーストする確率は大きく上がります。
近くのプレイヤーによる影響も考慮する
リアルカジノや、プレイヤーが同時参加するライブカジノの場合、近くのプレイヤーによるアクションが自分自身に影響することを知っておきましょう。
例えば、隣のプレイヤーと自分自身がヒットした場合、隣のプレイヤーがヒットしなければ自分で引いていたはずのカードが、隣のプレイヤーに渡ってしまいます。
他の人のことが気になることを避けたいなら、ディーラーに向かって1番右端の席に着きましょう。
ブラックジャックはテーブルの右にいる人から順番にアクションを行うため、右端の席に座っていれば、少なくとも1回目のアクションは必ず一番手で行えます。
まとめ
ブラックジャックで勝つためには、以下の3点を中心に覚えておきましょう。
- 11以下ならヒット
- 伏せられているカードを10とみなす
- バーストを避ける
以上の3点を覚えておくだけで、ゲームを有利な立場で進められます。
ブラックジャックで勝つための戦略を知ったうえで、「パーレー法」や「イーストコーストプログレッション法」といった攻略法を試してみてください。
基本戦略には、ブラックジャックは普通に遊んでいるだけでも50%の確率で勝てるゲームなので、攻略法を使うと、さらに思いどおりの結果へと導きやすくなります。
ブラックジャックを遊ぶ際には、ぜひ攻略法を使って遊んでみてください。