バカラ賭博とは?
バカラは、カジノにおけるトランプを使った人気ゲームの一つです。
バンカーとプレイヤーのいずれが勝つかを競うゲームです。
数字の合計値の下1桁が9に近いほうが勝ちとなります。
どちらかを選ぶ2者択一のゲームなので、素人でもすぐに参加できるゲームです。
単純ゆえに、誰でものめりこみやすいという特徴があります。
バカラ賭博は違法
日本では、バカラ賭博がしばしばニュースとして報道されます。
スポーツ選手などがバカラ賭博を行って、選手生命を奪われるトラブルは後を絶ちません。
なぜ、バカラ賭博は違法とされているのでしょうか。
理由は簡単で、日本では、賭博が法律上禁じられているからです。
日本には、以下の2つの法律があります。
- 賭博罪:金銭をかける行為
- 賭博場開帳図利罪:賭博できる場所を開き、利益を図る行為
したがって、賭博をした人だけでなく、賭博が出来る場所を提供した側も罪に問われます。
海外の賭博が禁止されていない国では、バカラでお金を賭けても問題はありません。
しかし、日本国内でバカラをする際にお金を賭けて勝負すると、賭博罪として刑事罰を問われます。
バカラ賭博が違法となる原因
海外で賭博が合法の国のカジノでバカラにお金を賭けて楽しんでも、罪には問われません。
日本で賭博をして逮捕されるのは、日本国内でお金を賭けて行ってしまうのが原因です。
個人的に遊んでいる分ならバレないかもしれません。
警察に捕まるケースの多くは、違法カジノ店に頻繁に足を運んでしまうからです。
日本では、カジノは違法です。
しかし、金銭を賭けてゲームをするのは、勝つことで快楽を覚えてしまいます。
したがって、ハマってしまう人が多いです。
店を開く胴元としては、客が負ければ儲かります。
したがって、法律違反であっても、ひっそりと店を開く違反者が出てきます。
基本的には、違法賭博は、現行犯逮捕されます。
したがって、運悪く現場に居合わせた客は、全員逮捕されてしまいます。
そして、違法カジノ店が摘発された後、顧客リストの中に名前があると捕まってしまいます。
また、暴力団との関りがある場合があります。
したがって、一度利用することで、抜けにくい状態になることもあります。
バカラ賭博の摘発事例
実際にバカラ賭博で摘発された過去の事例について紹介します。
横浜バカラ賭博店
2016年3月に、横浜でバカラ賭博店が摘発されました。
摘発されたきっかけは、賭博客から「金銭トラブルになっている」と通報があったことです。
完全招待制の違法カジノ店だったため、常連客以外は利用できないようになっていました。
また、摘発された際の時間稼ぎのために、重さ1トンの鋼鉄製の扉が設置されていました。
3か月で約4億5000万円もの売り上げがあり、かなりの金額の移動があったと考えられます。
名古屋バカラ賭博店
2020年5月に、名古屋のバカラ賭博店が摘発されました。
繁華街のビルの一室で行われていたバカラ賭博によって、店舗関係者と客らの23人が逮捕されました。
店舗関係者は、客から手数料として、金銭を受け取った疑いが持たれています。
また、現金700万円と、バカラ台4台が押収されました。
大阪バカラ賭博店
2017年6月に、従業員と客ら計14人が逮捕されました。
さらに、事情聴取によって、50人もの逮捕者が出ました。
賭博が行われていたのは、大阪の心斎橋筋の雑居ビルの1フロアでした。
会場となっていた階にはエレベーターが止まらない仕様になっていて、関係者以外は出入りすることが出来ませんでした。
また、店舗や関係者から現金約2億円と、経営者のマンションから現金1億円が押収されました。
合計約3億円にもなる押収金額は、大阪の違法カジノ事件において、過去10年で最も大きい額となりました。
さらに、指定暴力団の資金源として、経営場所を転々としながら約20年間経営されていたことが分かりました。
なぜハマってしまうのか?
違法であると分かっていても、バカラ賭博にハマって逮捕される人がいるのはなぜでしょうか。
多くの人のきっかけは、海外旅行先や海外出張先でのカジノ体験です。
カジノが合法の国に遊びに行き、楽しさを覚えてしまったため、やめられなくなったと考えられます。
カジノで遊ぶために海外まで旅行するのは、なかなか面倒です。
しかし、日本でも遊べるとなると、話は別です。
気が向いた時にいつでも遊ぶことが出来ます。
したがって、違法と分かりながらも、誘惑に負けてしまう人がいます。
特に、スポーツ選手でハマる人が多いのは、勝負事に真剣になりやすい人が多いからです。
常に勝つために戦っている人なので、性格的に勝ち負けを決めるギャンブルにハマりやすいです。
日本でのオンラインカジノの違法性
最近、日本でオンラインカジノを楽しむ人が増えてきました。
単なるゲームの勝敗を楽しむだけでなく、実際にお金を賭けて勝負が出来ます。
実際のカジノ同様に、日本国内でお金をかけて遊んでいるので、違法性を気にする方は多いです。
しかし、オンラインカジノは違法にはなりません。
オンラインカジノの運営元は、カジノが合法な国で設立され、運用されているからです。
日本国内でプレイしていたとしても、海外旅行先でカジノをプレイしているのと変わりません。
したがって、お金を賭けたゲームをしても逮捕されることはありません。
しかし、もし、オンラインカジノのサイトが日本で運営しているサイトである場合、違法となります。
運営元が日本である以上、日本の法律に従わなければなりません。
したがって、海外のカジノが合法な国が運営するオンラインカジノでは、安全に遊ぶことが出来ます。
そして、オンラインカジノの中には、日本人向けのサービスが数多く存在します。
チャットサポートが日本語で対応されるなど、不自由なく日本人が利用することが出来ます。
ぜひお気に入りのオンラインカジノを探して遊んでみてください。
まとめ
バカラ賭博は、日本で行うと違法になります。
また、プレイしてなくても、場所を提供するだけでも違法となります。
バカラ賭博は違法行為なため、指定暴力団が運営に関わっていることがあります。
プレイしなくても、店舗に入るだけでも、何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
賭博行為が見つかって逮捕される場合は、現行犯逮捕が基本となっています。
実際にプレイしていなくても、その場に居合わせるだけで逮捕される恐れがあります。
したがって、違法バカラの誘いが来ても、必ず無視するようにしましょう。
ギャンブルが好きな方で、カジノで遊びたい方には、オンラインカジノがおすすめです。
オンラインカジノは、海外のカジノが合法な国で運営されているサービスで。
また、政府からの厳しい審査を受けて取得できるライセンスが無ければ、運営できません。
したがって、安全に利用することが出来ます。
日本国内でオンラインカジノで遊ぶ場合、運営元がカジノが合法な国な場合は違法にはなりません。
しかし、運営元が日本のような、賭博が禁止されている国の場合は、違法となるので注意してください。
オンラインカジノには、日本人向けに作られているサービスが多く存在します。
したがって、お気に入りのサービスを見つけることが出来ます。